妖怪・怪異

33トピック · 117セグメント

動物妖怪(狸・狐)

t012 · 8セグメント · 動物妖怪(狸・狐)
狸の妖怪としての日本独自性(中国語では「狸」はヤマネコを指す)。狢(ムジナ)が生物学上は穴熊に統合されたが民俗概念として残っていること。隠神刑部・分福茶釜など著名な狸伝承。東方の「狐狸妖怪レーザー」の語源(狐狸精=玉藻前)。化け物の類型比較
t122 · 1セグメント · 冥界・死後観 · 動物妖怪(狸・狐)
道成寺(和歌山県)の縁起譚:山伏安珍を慕った清姫が拒絶されて怒りで大蛇に変身し、鐘の中に逃げ込んだ安珍を炎で焼き殺す。蛇(龍)と女性の結合のモチーフ・女性の嫉妬と執着が蛇に変化する民俗。道成寺は謡曲・歌舞伎・地唄舞「鐘供養」等で日本芸能の重
t181 · 2セグメント · 動物妖怪(狸・狐)
九州の武術家が現役警察官の先々代宗家から聞いた犬神憑きの実例。小便・草鞋・犬神の対処法。四国だけでなく九州にも犬神信仰があることの確認。狐憑きとの比較。犬神の行動が「送り狼」に近いという指摘。
t213 · 1セグメント · 動物妖怪(狸・狐)
タヌキとキツネの民俗的違いの詳細比較。キツネは行動半径が広く神使イメージが強く格が上、タヌキは鈍臭いが適応力が高く化かされ話が呑気で笑いのオチになりやすい。秋田のオーサキ(マミ・ムジナ・オオカミ・カワウソとも言われる憑き物)。稲荷神社にタヌ

天狗

t002 · 10セグメント · 天狗
天狗という言葉の語源が日本書紀の流星(あまつきつね)の記述に遡ること。鼻高赤ら顔のイメージが中世以降に形成されたもので、山伏・修験者・国津神など複数の要素が混合していること。文(射命丸)のスペカが猿田彦・天孫降臨に由来することの考察。

妖怪論(定義・起源)

t003 · 22セグメント · 妖怪論(定義・起源)
柳田国男の「妖怪は神が零落したもの」説と、小松和彦による「神と妖怪の双方向変容(夜刀の神の事例)」説の紹介。妖怪概念の歴史的変遷(江戸時代・鳥山石燕によるキャラクター化)。日本の神の定義が曖昧であることと、神・妖怪・鬼の境界の流動性。
t050 · 3セグメント · キャラ元ネタ · 妖怪論(定義・起源)
八雲紫が京極夏彦「絡新婦の理」の女郎蜘蛛(巫女の妖怪)を元ネタとする考察。罔両スペルカードが「魍魎の匣」の境界概念に対応すること。ZUNが京極堂シリーズを読んでいるという確認。永琳のスペル「天網蜘網捕蝶の法」も蜘蛛・機織イメージ。境界・死・
t051 · 8セグメント · 妖怪論(定義・起源) · 土着信仰
境界に関わる神・妖怪の系譜。坂は境(さか)、橋は端(はし)に由来するという赤坂憲雄の説。傘(笠)が影の境界を人為的に作るものとして魍魎と繋がること。武内宿禰命(境界の向こう側へ行った伝説)。パルスィの地下世界入り口を守る境界の守護者としての
t066 · 6セグメント · キャラ元ネタ · 妖怪論(定義・起源)
覚(さとり)が飛騨の妖怪とされるが古明地という苗字が山梨縁であること(共通点は深山)。鳥山石燕の創作妖怪と後付け分類の問題。人間の行動を予測できるさとりが石燕による自分の知らない場所での分類・命名を受けた衝撃の考察。
t070 · 2セグメント · 妖怪論(定義・起源) · 生活習俗・禁忌
唐傘お化けの成立過程(一本足=製鉄神の欠損=一本ダタラとの習合)。蛇の目傘と蛇神の関係。付喪神の語源「九十九髪」(白髪と長年月の掛け言葉)。狩野宴信・鳥山石燕らによる妖怪絵図の定型化。江戸期の物資再利用文化(古道具・故紙回収)と付喪神の戒め
t076 · 3セグメント · 妖怪論(定義・起源) · 土着信仰
手長足長の各地での伝承差異。神として祀られる場合と妖怪として忌避される場合の混在。諏訪・東北など地域ごとの形態差。記紀には登場しないが各地の風土記・伝承に散在する。海の彼方からの来訪者(マレビト)としての性格と、土着の山神・水神との習合の可
t087 · 2セグメント · 妖怪論(定義・起源) · 信仰の現代的形態
切り裂きジャックが妖怪的恐怖を持つ理由(正体不明・19世紀末ロンドンの前近代と近代の拮抗)。マスコミが猟奇事件を書き立てる文化の黎明期。メディアが都市伝説を増幅させる構造。インターネット普及後の都市伝説の変質(チェーンメール→クネクネ・コト
t093 · 1セグメント · 妖怪論(定義・起源) · 比較神話学
白沢の姿のバリエーション(牛・獅子・龍など文献によりまちまち)と貘との混同。世界的に人面獣身あるいは獣面人身の怪物が多い理由(人と非人の中間的存在・欠損または余剰による恐怖)。自分たちと同じ要素を持ちながら逸脱しているという恐怖心の構造。東
t096 · 1セグメント · 妖怪論(定義・起源) · 比較神話学
トッケビ(鬼に似た妖怪・金棒持ち・日本の鬼との比較)。プルガサリ(食鉄獣・金属を食べて成長・北朝鮮映画で有名)。洪吉童(義賊・チョソン版ロビンフッド・妖術使い)。自然が激しい土地では妖怪が生まれやすいという仮説(朝鮮半島の地理・気候)。日本
t119 · 1セグメント · 妖怪論(定義・起源) · 御霊信仰
古代〜中世〜近世における怨霊イメージの変遷。古代:祟り神(御霊信仰・怨霊を鎮める神社)。中世:天狗(太平記で崇徳院・後鳥羽院・後醍醐帝が天狗として登場・楠木正成も)。近世以降:権力が世俗化し怨霊の時代が終わる→お化け。現代:トイレの花子さん
t124 · 0セグメント · 妖怪論(定義・起源)
ろくろ首(首の延びる妖怪)が圧倒的に女性ばかりである理由の考察。中国の飛頭蛮(ひとうばん):夜に首だけになって飛び回る女性。日本への伝来と変容(首が伸びるイメージへ)。抜け首(ぬけくび):睡眠中に魂が首として体から抜け出す伝承。魂が口から抜
t137 · 4セグメント · 妖怪論(定義・起源)
全国の片目鮒・片目動物伝説・一目連・隻眼の神性・鍛冶の労災説・信州に多い片目伝承と製鉄地帯の関係
t139 · 2セグメント · 妖怪論(定義・起源)
井上円了の怪異三分類(虚怪・実怪・真怪)・『妖怪学講義』全六冊・怪異を合理的に分析する試み・近代化後も残る祟り信仰との対照
t162 · 3セグメント · 妖怪論(定義・起源)
ゴジラをはじめとする怪獣とは何かという問い。SFとファンタジーの差、妖怪と怪獣の境界。ウルトラシリーズ脚本家・金城哲夫(沖縄出身)の社会批判的文脈と周縁のまなざし。
t243 · 2セグメント · 妖怪論(定義・起源)
水木しげる訃報(2015年96歳)を機にした功績の再評価。良くも悪くも現代日本の妖怪イメージを固定した影響(特定妖怪の本来のイメージからの乖離)。妖怪ウォッチが「水木しげるの呪縛から脱した」という評価。民俗学の十哲候補(水木・柳田・熊楠・石
t258 · 1セグメント · 妖怪論(定義・起源)
幻想郷における妖怪退治の実態(退治屋の絶滅危惧種化・博麗の巫女への一極集中)。妖怪の肉体復活能力と、それに対抗する「謂れのある武器」の効力。名前・形・言霊に宿る力が物質そのものより重要という議論(式年遷宮の物質vs名前、量産品でも謂れがあれ

日本神話・記紀

t197 · 3セグメント · 日本神話・記紀
鵺の正体がトラツグミ(ぬえどり)という不気味な夜鳴き鳥から平家物語で合成怪物(頭が猿・体が狸・尾が蛇・足が虎)に変容した経緯。源頼政による退治伝説。神社の千木(ちぎ)が男女で垂直(内削ぎ・男)と水平(外削ぎ・女)に切り方が違う理由と伊勢神宮

東方考察

t216 · 1セグメント · 東方考察
遠野物語の河童は赤い(にとりは遠野以外の出身である可能性)。文(射命丸)が多用する「あやややや」が遠野の伝承によく出てくる感嘆表現であるという説。遠野物語が遠野固有の伝承だけでなく、柳田国男・佐々木喜善の尽力によって消えゆく口承を保存した民

歴史的背景

t198 · 2セグメント · 歴史的背景
猟銃・鉄砲が狐・狸・河童など獣系妖怪に有効とされる民間信仰の理由(鉄砲が「人間の意志と技術の結晶」で呪術的障壁を越える)。銃と呪術の関係(銃弾に祈りを込める行為)。水木しげる・ゲゲゲの鬼太郎以来の妖怪美化・萌えキャラ化の流れの歴史的考察。

民間信仰・民俗

t212 · 2セグメント · 民間信仰・民俗
ニホンオオカミが東方新作に登場したことを受けた考察。狼がキツネ・タヌキより妖怪化されにくい理由(それ自体すでに十分な脅威だから妖怪にする必要がない)。仏教の肉食禁忌の本来の意味(「自分のために屠殺された肉はNG」の原則)と日本独自の変容。日

鬼

t008 · 4セグメント · 新作予想 · 鬼
地霊殿(当時未発売)のテーマ・ボス・舞台の予想。鬼の国の場所(大江山・鞍馬・丹波)の議論。源頼光一党(酒呑童子・茨木童子・土蜘蛛)との対応。牛頭天王・疾病神のラスボス説。龍神(祇園社の龍穴・神泉苑経由)のラスボス説。4ボス滝夜叉姫説。
t009 · 13セグメント · 鬼 · 歴史的背景
鬼と土着民(蝦夷・土蜘蛛)の関係。「鬼に横道無きものを」という義の側面と、鬼が朝廷に征服された少数民族の反映である説。酒呑童子の最古の文献(大江山酒天童子絵巻)と舞台の考証。蝦夷人アテルイが怨霊化しなかった理由(「よそ者」ゆえ)。萃香と鬼の
t015 · 2セグメント · 密教・鬼神 · 鬼
桃の魔除け効果(生命力・女陰の象徴)と萃香が桃を食べることの解釈。鬼の性別の曖昧さ(「童子」の語源から来る中性的性格)。仏教のヤクシャ・羅刹・荼吉尼天などアジア由来の鬼神の系譜と藍(大明神)への言及。
t025 · 1セグメント · キャラ元ネタ · 鬼
酒呑童子の「捨て童子」起源説(身分の違いゆえに捨てられた子)と博麗霊夢の捨て子説の接続。萃夢想の霊夢ストーリーラスト「酒呑童子鬼退治」との対応。パルスィの名前と橋姫(嫉妬・妬み)の語源考察(パルシー/ペルシャ語のブラインドとの関係)。
t101 · 1セグメント · キャラ元ネタ · 鬼
茨木童子(酒呑童子の副将・渡辺綱に腕を切られた鬼・後に取り返す)の茨牡丹設定。鈴鹿御前(坂上田村麻呂と戦った美少女魔物・天女の生まれ変わり・後に田村麻呂の妻という異伝)との関係。庚申信仰と薔薇(庚申塚に薔薇が植えられる習俗)。戸隠の鬼女紅葉
t111 · 1セグメント · 鬼
安達ヶ原の鬼婆(岩手の老婆が旅人を殺して食べる・娘の胎児を食べてしまった悲劇の後日談)。平将門の娘・滝夜叉姫(五月姫)が怨念から鬼女となる伝説。インドの鬼子母神ハーリティ(子供を食べる鬼神が釈迦に改心させられ安産・子育ての神になる)との比較

その他

t237 · 2セグメント · 比較神話学
人魚がジュゴン・マナティーの誤認という説への反証(人魚は瑞祥・凶兆として機能する存在で視認誤認説は不十分)。セイレーンが元来鳥型だったものが魚型に変容した経緯。トリトン・水神との習合プロセス。日本の八百比丘尼伝説(人魚の肉を食べると不老不死
t248 · 2セグメント · 冥界・死後観
異人論序説(小松和彦)に基づく「座敷童=間引かれた子供の呪い」説。全員一致の暴力を文化とした共同体による間引きの実態。「幸福をもたらした後に一族を滅ぼす」という逆説的構造。遠野物語の座敷童伝承(原典)の幸福と破滅の組み合わせが間引き文化との