神道・神社信仰
40トピック · 134セグメント
御霊信仰
平将門の怨霊と近代まで続く強大な祟り(財務省敷地内の将門塚・戦時中の大規模慰霊)。菅原道真・崇徳院との比較。天帝+シヴァ+火雷神+道真の習合による「天神様」の成立。雷神と御霊信仰の結びつき(道教の雷帝)。初期御霊(早良親王・井上皇后)が疫病
八咫烏が熊野大神の神使として神武天皇を導いた伝承。熊野に元々いたミサキ神(カラス神)に中国の三本足の太陽を作るカラス(金烏)が合わさったという説。白河上皇が藤原氏と繋がる伊勢神宮に対抗して熊野に別の太陽神を求めたという政治的背景。世界的なカ
古代〜中世〜近世における怨霊イメージの変遷。古代:祟り神(御霊信仰・怨霊を鎮める神社)。中世:天狗(太平記で崇徳院・後鳥羽院・後醍醐帝が天狗として登場・楠木正成も)。近世以降:権力が世俗化し怨霊の時代が終わる→お化け。現代:トイレの花子さん
瀬織津姫=龍神説・大禍津日との同神説・廣田神社・天照大神荒魂・幻想郷の龍神=黄龍説・豊玉姫=龍神説
神無月に出雲に集まる神々の範囲(国津神中心・アイヌや琉球の神は不参加)。疫病神も事八日に独自の集まりがあり出雲大社は「神様の有明ビッグサイト」的催事場機能。恵比寿が神無月でも留守番する理由。大国主命への神事一任の起源(国譲りの見返り)。事八
崇徳院が日本三大怨霊の一角を占める経緯(保元の乱・配流・舌を噛んで血で経典を書いた伝説)。怨霊が時間をかけて祟り神→守護神へと転位するメカニズム(御霊信仰の一般構造)。白峯神宮への勧請と明治天皇の行幸による鎮魂。菅原道真・平将門との比較。
比較宗教・哲学
猿が日吉大社(比叡山)の神使で馬の守護と結びつく理由(生きたサルを馬の近くに繋ぐ慣行)。庚申塚(庚申=申=サル)の馬の病気除け・河童除けとしての機能。ユーラシア大陸を横断して馬の守護として猿が信仰される分布。ハヌマーン(インドのサル神・現代
民間信仰・民俗
日本における蛇神信仰の重層構造。宇賀神(蛇体・人頭の水神・福神)が弁財天と習合した経緯。稲荷神の神使が狐だが本体は蛇説。各地の龍蛇様(白蛇)信仰と水神・財神としての蛇の位置づけ。縄文期からの蛇信仰と弥生・仏教的龍信仰の重なり。
船霊(ふなだま)が遣渤海使の時代から文書に記録される古い信仰。帝国海軍の軍艦(艦首に菊の紋章のある艦種)には天照大神と艦名由来の神社が分祀されていた(戦艦は旧国名の一之宮が多い)。軍艦ごとの艦内神社の具体的考証(信濃=諏訪大社、霧島=霧島神
祇園信仰
牛頭天王(武塔天神)の素性(スサノオとの習合・疾病神→医業神)。蘇民将来伝説と茅の輪くぐりの起源。祇園感神院(八坂神社)の龍穴・神泉苑と龍神信仰の連絡。祇園祭が正式には御霊会であること。神輿が井戸に立ち寄る習慣の意味。
神道論
本居宣長「古事記伝」の神の定義(尋常ならず優れたる徳があり畏怖すべき存在)の現代語訳と解説。日本の神と妖怪の区分の難しさ。古事記・日本書紀の現代語訳入門書案内。諏訪信仰を知るには古事記が適切であることの指摘。
お守りを複数持つことの是非。神棚と仏壇が共存する日本の信仰形態。台所の三宝荒神・秋葉様・不動明王、トイレ神・井戸神など担当神の細分化。おみくじ・絵馬・破魔矢の正しい扱い方。善光寺の宗派なし体制と習合文化。
永琳の薬が効かない設定の元ネタ探し。酒神(梅宮大社の酒解神)・薬祖神の系譜。千の薬草を噛み潰した神農との対応。酒祝の巫女とキャラ色の対応遊び。
穢れ(ケガレ)とケ(日常エネルギー)の語源的関係の議論(気枯れ説)。ケガレが生命エネルギーの枯渇であるという解釈。厄は避けるものではなく供養・折り合いをつけるものという仏教的対処法。充電・循環のメタファーによる解説。
博麗神社の鳥居が赤い(稲荷・八幡・浅間・修験道系etc)ことから系統を推測する議論。祀る神様が不明で神様会議でも無視される設定。記紀神話に登場しないが歴史のある神社(上賀茂・寒川・松尾大社)の存在。幻想郷最高神が低ランク扱いされる設定への解
記紀に謎の一書にのみ登場する菊理姫(ククリヒメ)の正体と白山信仰との関係。白山三所権現(千手観音・十一面観音・聖観音)の成立と泰澄大師の役割。天台系(聖護院=本山派)と白山信仰の習合。一向宗と白山(加賀一向一揆の精神的基盤)。平泉寺と越前・
平田篤胤の多方面学問(鎖国中の聖書分析・仏道大意・易学)と「電波的側面」の分離。幽界=現世遍在論(大国主が主宰する幽界は遠くにあるのでなく今ここにある)。出雲教学の創始と神道系新宗教への多大な影響。日本民俗学の先駆としての再評価。師・本居宣
「謂れ」のある武器が妖怪に効く東方設定の民俗的根拠。式年遷宮は物質でなく名前・継承意志に力が宿ることの実例。「名前+形」で霊威が生じる(量産品の天羽々斬が有効になる可能性)。慧音が捏造歴史を付加して武器に霊威を与えられるという厨二考察。日本
GHQ神道指令(1945年)で国家神道が解体された経緯。日本民俗学(柳田国男)と国家神道の関係(民俗学が国民統合のツールとして機能した可能性)。平田篤胤国学が明治政府の神道国教化政策に利用された構造。折口信夫・南方熊楠らが政治的圧力に抗した
日本語の「神」が一神教のGodと多神教のKamiを同一表記するため生じる混乱。イエズス会が最初「大日」と訳して仏教の一派と誤解された経緯・最終的に「デウス」に落ち着いた理由。デウス(ラテン語)・天主・天帝・上帝など様々な訳語の使われ方。「ネ
鹿島神宮の物忌(もののいみ)制度。皇族または超高位の女性が選ばれ神の配偶者として仕える制度で26代にわたり1569年間継続。伊勢斎宮・賀茂斎院との比較。物忌の期間の禁忌(忌み・音・特定の言葉の禁止)。神に奉仕する巫女が神の妻となるという信仰
安倍晴明の実像(実在した陰陽師・土御門家の祖)と伝説的誇張の比較。陰陽寮における安倍家(天文・暦)vs賀茂家(陰陽・卜占)の家業分担と競合。芦屋道満との関係(実在の蘆屋道満・晴明と並ぶ陰陽師の伝説)。陰陽道の実務(大内裏の方位・日時の吉凶判
探査機はやぶさを神格化・神社に祀ることの是非論争。付喪神の定義(つくも=九十九=百年に一年足りない長い年月)と時間的条件。物に信仰が集まれば神たりえるという日本的感覚(電電宮・落ちなかったリンゴ)。天鳥船神と宇宙探査機の類比。猫神社(薩摩の
直会(なおらい):神事の後で神様と同じ供物を人間が食べること=神人共食の儀礼的意義。よもつへぐい(黄泉の食べ物を食べると黄泉の住人になる)の禁忌。千と千尋・サイレンで「神様の食べ物を食べたら祟られる」の出典。異文化圏の食べ物を食べると同化す
ツクヨミ渡来系説・壱岐の月読神社→松尾社への勧請・月を読む=暦=支配権力・卜部氏と中臣氏の史官的性格・秦氏の海洋民因子・藤原不比等とのつながり
アラハバキの史料的初出(菅江真澄・江戸時代)・ミシャグジとの比較・物部との関係・蝦夷の神格化論争・偽書問題・足の神・バアル的な性格
伊勢神宮の式年遷宮における用材(樹齢200-300年級の天然檜)の枯渇問題と大型ヘリによる搬出コスト。「常若」の清新さ vs 年代を経た木造建築の風格・有難味の議論。わびさびの起源が戦国期の「新品を維持できなくなった結果」という説。遷宮の規
諏訪信仰
長野・諏訪近辺の庭の祠に諏訪神(洩矢神・御左口神)が祀られていること、四本柱が立っていること。屋敷神の種類(稲荷・祖霊神・土地神)。諏訪社摂社以外にも御柱を乱立する「小宮の御柱」という奇習の紹介。
ミシャグジ神の本質(石神・精霊・広域分布する土着神)と洩矢神(モレヤ神)との関係。守矢文書を読む(細田貴助著)の内容紹介。チカト・ソソウ・モレヤという先住民族の三神層。タケミナカタ征服後の神長官(早苗)と大祝(現人神)の役割分担。佐奈伎鈴(
龍脈・龍穴(風水)と美鈴の「気を操る」能力の関連。蛇=川・水脈への信仰が西アフリカ・オーストラリアの虹蛇信仰まで世界的に普遍であること。諏訪の鉄器文化と銅鐸信仰の断絶の謎。キリスト教普及以前の西洋でも蛇信仰があったこと。龍が実在した可能性(
諏訪の先住者・洩矢神が蛙神であり外来のタケミナカタが蛇神という征服構造説。蛙vs蛇のイメージが現代でも蛙を踏み越える蛇神(ミシャグジ)の儀礼に残ること。蛙神信仰の分布と水田農耕文化との関連。
神社の参道(階段)の真ん中は神様の通り道であり端を通るべきという作法。現人神である早苗(大祝)は真ん中を通るのかという問い。伊勢宇治橋でも歴代天皇が真ん中を歩いた記録はないという事例。早苗が大祝でもあり神長官でもある特殊性と、その自覚につい
タケミナカタが日本書紀の国譲りに登場せず古事記のみに出ること(政治的排除の可能性)。名前の地名起源(三重県)から本来は出雲の神ではないという説。記紀成立時に為政者の意向で諏訪の神が出雲神として組み込まれた経緯。
八坂刀売(タケミナカタの妻神)が諏訪では南の海から来た外来神という伝承。綿津見一族説・天皇家に同名人物がいて東国遠征している事実。タケミナカタ自体も外来者が神話体系に組み込まれた可能性。牛頭天王の古い呼び名(武塔天神・祇園天神)と祇園の語源
九頭竜信仰の分布(諏訪・戸隠・箱根神社)。諏訪・戸隠が揃っているのに九頭竜が語られていないことへの問題提起。龍族系の神が高天原の神様会議に参加しないという東方設定との関連。
祟り=神の自己アピール・神威の現れという折口信夫的解釈。偶発的な不幸の説明として祟り信仰が現代でも生き残る構造。諏訪子が「知られていない神様」に零落しつつある状況と幻想入りの動機。氏神(守護神)と外来の祟り神の二元論(柳田國男)。神奈子・諏
その他
富士講・御嶽講など山岳信仰の「講社」組織(代参制度・積立システム)の実態。無尽講(むじんこう)が互助信用組合として機能してきた歴史と現代金融(頼母子講・サラ金の原型)との接続。沖縄の「ユイ」との比較。宗教的連帯と経済的互助の重層構造。
蛇を殺すと「七代祟る」「三代祟る」という地方伝承の分布と根拠(蛇=水神・龍神の末裔という解釈)。蛇が神格化されやすい理由(脱皮による再生・毒の神秘性・水辺の生き物としての水神との結びつき)。日本が地震・台風・火山・洪水と多様な自然災害を持つ
5000年前の八ヶ岳山麓縄文土器(半人半蛙文・蛇・月のモチーフ)。蛙が新月を抱き、蛇が月の表徴であったという信仰体系。「富士眉月弧文化」(長野〜関東南部の縄文文化圏)の概念。常陸国風土記の「女が夜だけ訪ねる神との間に蛇の子が生まれた」話との
茅の輪くぐり(夏越の祓)が全国区化した一方、地域色豊かな変種の存在(藁の龍を四隅に立てる辻切り・道祖神への藁仮面・辻に大草鞋を飾る強者アピール)。エミシ文化圏と蛇の永遠性象徴の関係(諏訪ミシャグジとの接続)。牛頭天王・素戔嗚尊との後付け習合