水木先生のご冥福をお祈りします。
水木先生が日本人の妖怪認識に与えた影響って、ものすごい多大だよね。改めて考えると。
学問的に妖怪を考える、となった時には、必ずしもプラスばかりではないのかもしれないけど。
そういう意味で、水木先生から離れた妖怪学がこれから広がるチャンスなのかな、という気もちょっとしてる。
水木しげると現代妖怪文化の変遷(妖怪ウォッチへの系譜・民俗学の十哲)
妖怪・怪異 › 妖怪論(定義・起源)
水木しげる訃報(2015年96歳)を機にした功績の再評価。良くも悪くも現代日本の妖怪イメージを固定した影響(特定妖怪の本来のイメージからの乖離)。妖怪ウォッチが「水木しげるの呪縛から脱した」という評価。民俗学の十哲候補(水木・柳田・熊楠・石燕・円了・菅江真澄・中山太郎)の比較。水木御大への追悼の場が「ただ視認できなくなっただけ」などと悲壮感のない雰囲気になった理由(妖怪というバックグラウンドの特殊性)。
◆ 其の二十八(スレ28)>>13–55
どうなんだろうなあ、これからの作家が数十年後に今の水木作品のように語られる作品を作れるかというと…
例え技量的に匹敵する人が出てきても既存の作品にあふれてる中で
妖怪のおどろおどろしい雰囲気を保ったままメジャーな作品を作るってかなり難しそう
学問単体で妖怪についての研究が爆発的に人を集めるってのもあまり想像できないし
例え技量的に匹敵する人が出てきても既存の作品にあふれてる中で
妖怪のおどろおどろしい雰囲気を保ったままメジャーな作品を作るってかなり難しそう
学問単体で妖怪についての研究が爆発的に人を集めるってのもあまり想像できないし
水木しげるは良くも悪くも大きな影響を与えた
水木しげるのせいで本来のイメージからかなりかけ離れてしまった妖怪もいる一方で、
水木しげるがいなければ現代日本でここまで妖怪が身近な存在にはなれなかった
水木しげるのせいで本来のイメージからかなりかけ離れてしまった妖怪もいる一方で、
水木しげるがいなければ現代日本でここまで妖怪が身近な存在にはなれなかった
水木御大の訃報関連でツイッター見て、御大の偉大さをまざまざと見せつけられた。
経歴や与えた影響のまとめを見たとかではなく皆の反応。みんな悲しんでるのに文面から全然悲壮感を感じない。
「ただ視認できなくなっただけ」だの
「ついに妖怪化したか」だの
「水木先生人間やめるってよ」だのw
鬼籍入りすらほほえましい話に昇華されちゃう人なんて水木御大と丹波哲郎くらいだよw
経歴や与えた影響のまとめを見たとかではなく皆の反応。みんな悲しんでるのに文面から全然悲壮感を感じない。
「ただ視認できなくなっただけ」だの
「ついに妖怪化したか」だの
「水木先生人間やめるってよ」だのw
鬼籍入りすらほほえましい話に昇華されちゃう人なんて水木御大と丹波哲郎くらいだよw
鬼太郎がリメイクされたり朝ドラになったり話題性のある人だったね
時代的に苦労も相当だっただろうが良い人生だったんじゃないかと
時代的に苦労も相当だっただろうが良い人生だったんじゃないかと
水木先生が亡くなってこの先の妖怪のイメージは妖怪ウオッチや東方みたいな感じのに移り変わっていくのかなぁ
著名な漫画家さんでも晩年は(失礼ながら)劣化されてるも少ないないけど、水木先生は違ったなぁ。
調布市でお別れの会とかやるのかな?境港市のしげるロードにも行ってみたい。
調布市でお別れの会とかやるのかな?境港市のしげるロードにも行ってみたい。
スレの是非はともかく、日本の民俗学への貢献は大きかったな
東方への影響も、決して小さくはないと思う
東方への影響も、決して小さくはないと思う
紫綬褒章と文化功労賞と、色々授与されてたんだっけ
一つの伝統文化を盛り立てた立役者だものね
妖怪関連で名前を十人挙げたら、柳田國男とかと一緒に並んでるだろう
一つの伝統文化を盛り立てた立役者だものね
妖怪関連で名前を十人挙げたら、柳田國男とかと一緒に並んでるだろう
日本の妖怪・民俗学で十哲を作るとしたら誰だろう
水木・柳田・熊楠・石燕・円了あたりを推薦してみる
水木・柳田・熊楠・石燕・円了あたりを推薦してみる
東方は妖怪の学問や一般的イメージへのフィードバックはほぼ皆無だし
神主もそれを目指してるようには見えないからそれはどうなんだろ…
まあもちろん自分の中では個人的に言えば影響度断トツだけどさ
神主もそれを目指してるようには見えないからそれはどうなんだろ…
まあもちろん自分の中では個人的に言えば影響度断トツだけどさ
言うても平成鬼太郎とか割と萌え化してる妖怪おったよな
お燐くらいだったらそのまんま出てても違和感ないレベルで
お燐くらいだったらそのまんま出てても違和感ないレベルで
「激突!!異次元妖怪の大反乱」のカロリーヌちゃんとかなー
最初にアニメで見た人が原作漫画の方読んだら魂消るぞ
そもそも「民俗学」の定義以前の人だが菅江真澄を挙げてみる
最初にアニメで見た人が原作漫画の方読んだら魂消るぞ
そもそも「民俗学」の定義以前の人だが菅江真澄を挙げてみる
アニメ版の萌え化された妖怪は本人のデザインじゃないだろうしなあ…
作中の大体の妖怪が固有名じゃなくて種族名なのも一般的イメージに大きく働いてそう
むしろ東方みたいにそれぞれ姓名揃った名前持ってる作品ってあんま無いか
作中の大体の妖怪が固有名じゃなくて種族名なのも一般的イメージに大きく働いてそう
むしろ東方みたいにそれぞれ姓名揃った名前持ってる作品ってあんま無いか
こうしてみるとぬえとかさとりとかのストレート系ネームって東方だと珍しいんだな
夜雀のミスティア・ローレライとか普通思いつかねえよ
夜雀のミスティア・ローレライとか普通思いつかねえよ
今ある一般的イメージを作ったのが幽霊は円山応挙、妖精はシェイクスピア、妖怪は水木先生だと思う
そう考えると水木先生はやっぱりすごい
そう考えると水木先生はやっぱりすごい
ストレート系でもかぐや姫みたいに元がひらがななら漢字をあてて鵺みたいに漢字の妖怪はひらがなにしたり
元ネタの検索妨害にならないよう気を使ってるのかなと思ったり…
青娥や純狐とかは元ネタの知名度的に避けられないからそのままにしたのかなとか…考え過ぎかな
元ネタの検索妨害にならないよう気を使ってるのかなと思ったり…
青娥や純狐とかは元ネタの知名度的に避けられないからそのままにしたのかなとか…考え過ぎかな
遠野物語とかの印象が強いけど全体で見ると柳田って言うほど妖怪博士って感じでもないんだよな実は
お役人でもあるし本人は目指す所は本来別に有った風だしなぁ
柳田が目指したのは、「帝国日本の同一性」の証明だよね。
琉球に日本の古層を求めるというのも、要するに「琉球は日本文化圏である」と主張したいからだし。
しかもそこからは性的なものとか、文明的でないものを排除してたり。
『遠野物語』のネタ提供をした佐々木喜善の『聴耳草子』との比較とかみるとね。
その意味でも、ホントお役人よね。柳田というひとは。
琉球に日本の古層を求めるというのも、要するに「琉球は日本文化圏である」と主張したいからだし。
しかもそこからは性的なものとか、文明的でないものを排除してたり。
『遠野物語』のネタ提供をした佐々木喜善の『聴耳草子』との比較とかみるとね。
その意味でも、ホントお役人よね。柳田というひとは。
まぁ本人の目指す場所と、後世で認められる功績が
ズレてたりするのは往々にしてよくあることよね、戦争関係なんかは特に多いけど
ズレてたりするのは往々にしてよくあることよね、戦争関係なんかは特に多いけど
実は歌詠みだったり「平地人を戦慄せしめよ」なんて表現が出てくるあたり
根っこは多分にロマンチストなんじゃないかと
根っこは多分にロマンチストなんじゃないかと
確かにその一文からは日本人を均一化しようという意思は感じられないな
元々素質がないとそういう方向からアプローチしようとは思わないものかも
時代も有るからなぁ
本人が望み想い焦がれる世界と使命と決めて志す事が同じとは限らんし
今本人が居て尋ねたとしても
本当の所はどういうつもりだったのか当人にすら区別が付かないのかもしれん
本人が望み想い焦がれる世界と使命と決めて志す事が同じとは限らんし
今本人が居て尋ねたとしても
本当の所はどういうつもりだったのか当人にすら区別が付かないのかもしれん
興味のままに動くと同一性と特異性をぐるぐる巡ることになるかも
柳田家が実学重視の家風だったことも大きく影響しているというよね
宮負定雄に傾倒した一因も宮負が農学者でもあったからだと考えられる
新国学などという提唱をしてみたり
子殺しや心中事件などの分析を試みたりしたのも
現実世界と民俗学的な視座を結び付けようとしたのだろう
文学を志した時期もあったという柳田翁の遠野物語が
若き日の芥川龍之介に民間伝承を収集させるほどの衝撃を与え
のちに河童という小説が生まれる遠因になったことも興味深い
宮負定雄に傾倒した一因も宮負が農学者でもあったからだと考えられる
新国学などという提唱をしてみたり
子殺しや心中事件などの分析を試みたりしたのも
現実世界と民俗学的な視座を結び付けようとしたのだろう
文学を志した時期もあったという柳田翁の遠野物語が
若き日の芥川龍之介に民間伝承を収集させるほどの衝撃を与え
のちに河童という小説が生まれる遠因になったことも興味深い
赤坂憲雄らの厳しい批判もあったりしつつ、でもやっぱり柳田は偉人よね。
民俗学(not民族学)を作ったのは、やっぱり柳田だなぁ、と。
そこに始まる民俗学と、岡章雄―大林太良の民族学ラインとの関係とかいまいちよくわかってないんだけど。
ところで、福田アジオ『歴史と日本民俗学 課題と方法』という本が吉川弘文館から出るらしいね。
学ぶところが多そう。
民俗学(not民族学)を作ったのは、やっぱり柳田だなぁ、と。
そこに始まる民俗学と、岡章雄―大林太良の民族学ラインとの関係とかいまいちよくわかってないんだけど。
ところで、福田アジオ『歴史と日本民俗学 課題と方法』という本が吉川弘文館から出るらしいね。
学ぶところが多そう。
◆ 其の十(スレ10)>>88–91
日本海海戦で「敵艦見ユ」との警報を発した信濃丸
不滅の駆逐艦(護衛されたら生き残れない、武蔵も大和も沈めたデスノート級の艦)雪風、
その双方に乗ったお方だからな、水木さんは
ちなみに水木先生が信濃丸の舷側鉄板を指で押してみたら、ペコリと凹んだそうだ
乗組員から注意されたとか
「この船は浮かんでいるのが奇蹟なんすから、ヘンなことしないでくれ!」
不滅の駆逐艦(護衛されたら生き残れない、武蔵も大和も沈めたデスノート級の艦)雪風、
その双方に乗ったお方だからな、水木さんは
ちなみに水木先生が信濃丸の舷側鉄板を指で押してみたら、ペコリと凹んだそうだ
乗組員から注意されたとか
「この船は浮かんでいるのが奇蹟なんすから、ヘンなことしないでくれ!」
>>87
水木御大は、日本妖怪学の中興の祖だと思ってる
もちろんバックベアードやキジムナー・コロポックルなど、本土以外の妖怪も多数紹介してるけど、土ころび・油すまし・砂かけばばぁみたいなマイナー妖怪を世に知らしめた事業は大いに偉大だと思う
まぁ、バックベアード様は違う意味で有名になられてしまったのがなんとも・・・
そう言えばなんかの後書きで石燕→水木→京極なんて系譜を見た気がするけど、案外その後ろに→ZUNって付記してもいいんじゃないか?
水木御大は、日本妖怪学の中興の祖だと思ってる
もちろんバックベアードやキジムナー・コロポックルなど、本土以外の妖怪も多数紹介してるけど、土ころび・油すまし・砂かけばばぁみたいなマイナー妖怪を世に知らしめた事業は大いに偉大だと思う
まぁ、バックベアード様は違う意味で有名になられてしまったのがなんとも・・・
そう言えばなんかの後書きで石燕→水木→京極なんて系譜を見た気がするけど、案外その後ろに→ZUNって付記してもいいんじゃないか?
>>89
それは過大評価しすぎだろう、ここにいる住人は東方が好きだろうから(俺はそう信じてる)気持ちは分らないでもないが
それに神主は妖怪を表現してる訳じゃなく幻想郷という世界全体の一部を我々に表しているんだろうし
京極なんかは妖怪を解体してるよね、それも妖怪に対する愛ゆえ、なんだろうけど
このスレ的にはどこをどう回っても神主は酒の妖怪あたり落ち着くんじゃないかと
それは過大評価しすぎだろう、ここにいる住人は東方が好きだろうから(俺はそう信じてる)気持ちは分らないでもないが
それに神主は妖怪を表現してる訳じゃなく幻想郷という世界全体の一部を我々に表しているんだろうし
京極なんかは妖怪を解体してるよね、それも妖怪に対する愛ゆえ、なんだろうけど
このスレ的にはどこをどう回っても神主は酒の妖怪あたり落ち着くんじゃないかと