鵺(ぬえ)の正体論争(トラツグミから妖怪化した経緯・千木の男女)

妖怪・怪異 › 日本神話・記紀
鵺の正体がトラツグミ(ぬえどり)という不気味な夜鳴き鳥から平家物語で合成怪物(頭が猿・体が狸・尾が蛇・足が虎)に変容した経緯。源頼政による退治伝説。神社の千木(ちぎ)が男女で垂直(内削ぎ・男)と水平(外削ぎ・女)に切り方が違う理由と伊勢神宮の例。
◆ 其の二十三(スレ23)>>156–175
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鵺のことを色々調べてたんだけど、結局鵺って何者なんだ
猿虎狸蛇じゃなくて猿虎蛇だったり、鶏みたいな別の動物が混じってたり
猿虎蛇が干支だと考えると、狸がイレギュラーだし

怪異データベースで検索したら、鵺の体が四国に散らばって、色んな憑き物の元になったとか書いてるし
しかも、鵺は頼政の母親が変化した姿だとかなんとか…

鵺が愛媛の狸と関係あるのかと思って調べてみたけど、どうもそれらしい記述はないし
どうもはっきりしない。「正体不明」っていうのは分かってるんだけど、解明してみたいんだよね
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元々はトラツグミの事を鵺って言ってたらしいけど(古事記の解説書見ると)
それが平家物語で仁平のとき「鵺の声に似た獣が現れた」で、応保のときは「鵺という化鳥」ってあるから
ここから、トラツグミが鵺になったんじゃないかって説
仁平のときは「鵺に似ている」だけど、元々は別扱いで、後に鵺と同一視されたらしいよ。だから、元々はトラツグミなんじゃないかな
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間違えた、トラツグミが鵺になったじゃない(元々、トラツグミの古名がぬえなんだから)
トラツグミ=鵺だったんだけど、鵺の妖怪性だけ取り出されたのが、いまの妖怪『鵺』なんじゃないか、だった
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妖怪の鵺の容姿を見るとトラツグミのような鳴き声が出るとは思わんよなー
鳴き声はググると聞けるので聞いてみよう
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夜行性である
声は鳥に近い
全体的なフォルムは獣
尻尾は爬虫類

これらの条件から、鵺は鳥に進化する直前の恐竜なのではないかという説を
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トラツグミって鳥っぽいっていうか、
人間の口笛とか少し古くなって効きが悪くなってきた自転車のブレーキみたいな鳴き声なんだよな。
口笛

民俗よりの話をすると今でも夜に口笛を吹くとお化けが来るって話があって、
少し時代はずれるけど室町ごろの民間呪術に関する逸話でも夜に口笛吹いて呪いをかけるような話がある。
平安時代でも似たような認識があったんだとしたら、
たまたま鞍馬辺りから飛んできてたトラツグミが清涼殿の屋根で鳴いたら
お上に呪術をかける行為的な感じに受け止めた天皇や公卿が縮み上がったってのはわからなくはないし、
おなじ音を使う弓(鳴弦)でその呪術を潰そうとしてるってのは分かる気がする。
もう少し昔の事件だったら隼人に狗吠でもさせてて、
東方二次界隈ではもみぬえカップリングあたりがスタンダードになっていたかもしれない。

でもトラツグミって低山とかちょっと開けた見通しのいい森林とかにいて、
飛んだり木の上にいるというより地面をウロウロして拾い食いしてるイメージがある。
屋根の上にいないとは言わないけど庭木の陰とかにいるほうがそれっぽいし、
だれも正体を知らなかったってのも平安貴族ってどんだけ都こもりで外で歩かなかったんだよって気がしないでもない。

そういうわけで頼政のママンがじつは月(宇宙)人で、帰る前に
頼政が出仕してる都の上をUFOでヒュンヒュン音をさせながら二、三回旋回するねっていう話を事前にしてて、
息子も返事がてらに爆竹あげる感覚で弓を鳴らしたという哀愁のブルーUFO説を唱えてみる
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身の丈九尺、虎の如き体躯、狼の如き腰、豹の如くひしゃげた頭に、猿の如き肱……
これは三国志演義における華雄の容姿紹介文だけど、字面だけ見ると鵺にも引けをとらぬぇ
鵺の猿の顔、狸の胴体、虎の手足、尾は蛇という容姿も、見た目そのままじゃなく比喩みたいなものなのかなーと思ったり
つまり容貌魁偉な人間が屋根の上でヒョーヒョー鳴いてた説
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>>160
ひょっとすると以津真天も恐竜かもしれないな
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爬虫類の鱗や爪を持った鳥類の姿ってそこそこ多いよね
奈良平安時代に進化論も化石もなかったろうになんでだろ
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鳥は空を飛ぶってことそのものが驚異的だったんじゃねーかな。
(哺乳類であってもコウモリやらムササビとかモモンガだって妖怪扱い)
爬虫類は冬になると死に絶える(ように見える)のに、
春になると復活してやがる(ように見える)のが驚異的とか。

だからなんとなーく鳥っぽい部分なんかを採用したくなったんじゃまいか?
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鳥の足元とか普通にウロコのあるトカゲだし、少し腐って毛が抜けたりしてる鳥とか見ると
トカゲに似てるって感じの類推は普通に出来ると思う。
実際、「毛のあるもの」である哺乳類に対比して「うろこのあるもの(陸)」って感じのくくりは東西問わず多いし。
カメなんかは節足動物といっしょに「甲羅のあるもの」分類されてたりもするけど
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日本で学術的にやるならまず唐宋あたりに存在した漢籍の図像
そこから遡って天への信仰、思想哲学までやらんと基礎ができないと思う
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漢籍の図像や思想は確かにまだ触れられてないな…
機会があったら調べてみようと思うけど、全部やるととてつもないことになりそうだ…

虎蛇猿+猪(猪早太)で四つの方角を表すので、蟇目との関連性が――とかいう話はあったね
トラツグミの鳴き声と口笛というのはあるかもしれない。俺も聞いてみたけど、確かに口笛というか、笛のような音だったと思う
口笛と言うと、「夜に口笛を吹くと蛇が出る」っていう迷信を思い出すんだけど、あれとは関連性はないのかな
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頼政の鵺退治で鏑矢が使われてるけど
トラツグミの声って鏑矢の音と似てる気がする
▌175 名前が無い程度の能力 ID:v0nC72rU0 スレッドで見る →
男女であれやこれやと言えば、神社建築の千木(屋根に付いてるV字型のパーツ)もだな
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E6%9C%A8%E3%83%BB%E9%B0%B9%E6%9C%A8
_    _.                      |\   /|
\\// と切り口が水平なのが女性神で、\.\/./ と垂直なのが男性神を祀る(例外もアリ)
覚え方があって、上から下へ突き刺しやすい方が男、下から上へ受け止めやすいのが女
◆ 其の四(スレ4)>>296–298
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神仏の流れからはかなり離れるけど気になった点

ぬえの蛇っぽい螺旋のイメージや正体不明の種って
あれはスカイフィッシュがモチーフになってるのかね?
それと「飛行虫ネスト」の関係も気になったり
▌297 名前が無い程度の能力 ID:lvsaDXfE0 スレッドで見る →
蛇のイメージは、ぬえの尻尾が蛇として書かれるのが多いから。
東方のぬえは正体不明の方を前面に出してるから、別に尻尾が蛇って決まってるわけでもないけど。

正体不明の種はそのまま、空を飛ぶ謎の飛行物体=UFOの「宇宙人の乗り物説」以外の異説の一つとして出してきてる。
これはスカイフィッシュも飛行虫もUFOとして内包する広い解釈だな。
なにしろ見た人によって見たものが変わるんだから。
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>>297
なるほどなー

よくよく見てみるとネッシーにも思えてきた>蛇
◆ 其の壱(スレ1)>>345–345
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やや、おおおなではあるが鵺の名前があがったのでなんとなく

東方で近縁なのはみすちーあたりかね、夜に不吉な声で鳴くあやかしってことで
ルーミアも無理矢理、スペカ名 Night Bird=夜の鳥=鵺とか

もともと音の怪なのでキメラ的なあのビジュアルは後付けらしいし。調伏した=退治した描写の為の
あの頭=猿、四肢=虎、尾=蛇、胴=狸ってパーツは方位が由来なんじゃって説をなんかで読んだな。
狸ではなく猪なら南西、北東、南東、北西でしっくりくるんだが…