新作でニホンオオカミが登場したけど
生態系では上位のオオカミよりキツネヤタヌキの方が妖怪としては格上なのな
千疋狼のリーダーも猫だったりするし
ニホンオオカミの民俗的位置づけと変身妖怪論(仏教的肉食禁忌・ウェアウルフとの比較)
妖怪・怪異 › 民間信仰・民俗
ニホンオオカミが東方新作に登場したことを受けた考察。狼がキツネ・タヌキより妖怪化されにくい理由(それ自体すでに十分な脅威だから妖怪にする必要がない)。仏教の肉食禁忌の本来の意味(「自分のために屠殺された肉はNG」の原則)と日本独自の変容。日本で清姫・山月記程度しか「人が獣に変身」する話がなくウェアウルフ的変身譚が少ない理由(仏教の畜生転生観・「自然が人間より上位」という感覚の影響)。ルーガルーとウェアウルフの語源。
◆ 其の二十四(スレ24)>>115–163
ぶっちゃけニホンオオカミの狼女とかオリジナル妖怪だしなぁ
格がどうこう言ったって
格がどうこう言ったって
いや東方に限らず神社に祭られてるとかはあるけど妖怪化した狼ってのは
あまりポピュラーじゃないな、と思っただけなんだ
送り狼とか上でも言った千疋狼くらいしか思い浮かばなくてさ
送り狼なんかは怪異というより普通の狼の習性みたいだし
あまりポピュラーじゃないな、と思っただけなんだ
送り狼とか上でも言った千疋狼くらいしか思い浮かばなくてさ
送り狼なんかは怪異というより普通の狼の習性みたいだし
狼と(山)犬との区別が厳密でない分、
犬を除外して狼単独での妖怪化ってのは難しいとか。
あとわざわざ妖怪にしなければ脅威になり辛いキツネやタヌキなどと違って、
狼は妖怪化しなくても脅威になるってのも、
あえて妖怪化され辛い理由かもしれない。
犬を除外して狼単独での妖怪化ってのは難しいとか。
あとわざわざ妖怪にしなければ脅威になり辛いキツネやタヌキなどと違って、
狼は妖怪化しなくても脅威になるってのも、
あえて妖怪化され辛い理由かもしれない。
ある意味妖怪よか存在の確かな恐怖だもんなぁ
しかしアイヌにおける熊なんてのもあるしなあ。
或いはあれはかなり特殊な神格化なんだろうか。
しかしアイヌにおける熊なんてのもあるしなあ。
或いはあれはかなり特殊な神格化なんだろうか。
それなりに前の創作作品だと幻のニホンオオカミの生き残り発見みたいなネタを結構見たが
もし本当に見つかってみんなに周知の事実になったら影狼さんは消えちゃうのかなーとくだらん妄想
実は生きていた絶滅種とか、戦争体験者の体験談とか
そういった類の話は時代が進むにつれて創作に出てこなくなるんだろうなあ
もし本当に見つかってみんなに周知の事実になったら影狼さんは消えちゃうのかなーとくだらん妄想
実は生きていた絶滅種とか、戦争体験者の体験談とか
そういった類の話は時代が進むにつれて創作に出てこなくなるんだろうなあ
サル、イノシシ、イタチ、カワウソ、アナグマなんかは化けるね
ウサギ、シカなんかの草食動物はあまり聞いたことはないな
ウサギは民話でトリックスター的に活躍するケースは多いけど
ウサギ、シカなんかの草食動物はあまり聞いたことはないな
ウサギは民話でトリックスター的に活躍するケースは多いけど
それ自体が強力な生き物だから、
妖怪とか神格化以前にそのもな扱いなんじゃね?
つまり、オオカミやクマという時点で既に妖怪か神。
妖怪とか神格化以前にそのもな扱いなんじゃね?
つまり、オオカミやクマという時点で既に妖怪か神。
狼は少なからず神社あるけど、熊ってアイヌのキムンカムイは有名だが
本土でツキノワグマ祭ってるところとかあるのだろうか
本土でツキノワグマ祭ってるところとかあるのだろうか
立山権現
狼女って基本的には人間って扱いでいいんだよね?
満月の夜に狼に代わる特殊な人間って事で
満月の夜に狼に代わる特殊な人間って事で
「山犬の経立」って妖怪狼だと思ってた
>>125
影狼って、なんか一般的なウェアウルフ(満月で人が狼に変身する)とは違うと思うんだよね
満月を認識してるのに人間の状態と理性を保ってるし、人間と狼の姿を自由に切替えられてる
そもそもウェアウルフ[werewolf]はwer(男性)+wulf(狼)の合成語で、男性名詞だ(狼女もいることはいるが語源的な話な)
どっちかと言えば、上で言われてるような日本的な、動物の妖怪だと思う
キツネ・タヌキ・イタチ・モモンガ・カワウソ・テン・ネコ・ムジナのように、動物が人を化かす類の
だから満月とかは特に関係ないんじゃないかな
影狼って、なんか一般的なウェアウルフ(満月で人が狼に変身する)とは違うと思うんだよね
満月を認識してるのに人間の状態と理性を保ってるし、人間と狼の姿を自由に切替えられてる
そもそもウェアウルフ[werewolf]はwer(男性)+wulf(狼)の合成語で、男性名詞だ(狼女もいることはいるが語源的な話な)
どっちかと言えば、上で言われてるような日本的な、動物の妖怪だと思う
キツネ・タヌキ・イタチ・モモンガ・カワウソ・テン・ネコ・ムジナのように、動物が人を化かす類の
だから満月とかは特に関係ないんじゃないかな
>>128
言い方が悪かったので補足すると、「ウェアウルフほど顕著に関係はしていない」
満月の影響を全く受けない訳ではないが、ウェアウルフに比べれば影響度は薄いと言いたかった
夜で満月だから、狼は遠吠えするものだし、少なくとも他の妖怪以上には効いてると思う
求聞史紀の先天性獣人・後天性獣人は、変化した後の人間らしさの差だと思ってた
慧音は後天性ワーハクタクだから人間性が強く、身体的には角が生えるだけに留まっていると(先天性なら全身獣化(?))
この理屈からすると、ケモミミ・長い爪(と尻尾があるのかないのか)がある立ち絵状態で既に獣人化しているのに、スペルカードで一瞬狼の姿になるのはおかしい
(既に羽を持ってるミスティアとかが後天的獣人化したらどうなるんだろう)
こう思ったのは、獣人ではないが、お燐に演出が似てるなと思ったからなんだ
言い方が悪かったので補足すると、「ウェアウルフほど顕著に関係はしていない」
満月の影響を全く受けない訳ではないが、ウェアウルフに比べれば影響度は薄いと言いたかった
夜で満月だから、狼は遠吠えするものだし、少なくとも他の妖怪以上には効いてると思う
求聞史紀の先天性獣人・後天性獣人は、変化した後の人間らしさの差だと思ってた
慧音は後天性ワーハクタクだから人間性が強く、身体的には角が生えるだけに留まっていると(先天性なら全身獣化(?))
この理屈からすると、ケモミミ・長い爪(と尻尾があるのかないのか)がある立ち絵状態で既に獣人化しているのに、スペルカードで一瞬狼の姿になるのはおかしい
(既に羽を持ってるミスティアとかが後天的獣人化したらどうなるんだろう)
こう思ったのは、獣人ではないが、お燐に演出が似てるなと思ったからなんだ
最近wifewolfって単語を見ました
ワイフウルフ
語源的には wif (ウィーフ、女)+wulf (ウゥルフ、狼)
だんだん普及してきてるのか、それとも一過性のものだったのかは知りませんが
ワイフウルフ
語源的には wif (ウィーフ、女)+wulf (ウゥルフ、狼)
だんだん普及してきてるのか、それとも一過性のものだったのかは知りませんが
>>125
ルーガルー(loup-garou)はウェアウルフ(werewolf)だけじゃなく、お化け(bugaboo)やブギーマン(bogeyman)も指す
そもそも夢魔・騒霊・吸血鬼・魔女・人狼は重複する部分が大きいらしい
だから伝承によっては獣に化けた人間だったり人間に化けた獣だったり
悪霊のようなものだったりする
>「吸血鬼」名称の四系統
>��vampir/upir系
>��vukodlak系 語源は「狼の毛」=「人狼」
>��strigoi系 語源は古代ローマの怪鳥ストリクス strix で、鳥の姿に化けた魔女とも
>��moroi系 語源は「夢魔」を意味するスラヴ語モーラ mora
>つまり�,鮟�いて、人狼・魔女・夢魔という邪悪な霊能者の名称を転用していることがわかる。
>寝ている者を窒息させて苦しめるのは夢魔と同じだし、騒がしい音を立て器物を壊すのはまったくポルターガイスト(騒霊)である。
>狼その他の動物に変身するのは人狼や魔女と共通し、家畜を苦しめるのは魔女やその他の妖怪について語られることである
>(好んで家畜を害すのは、東欧「吸血鬼」の農民性のしるしだ)。人を次々に死に至らしめるのは、ペストなどの病気の擬人化である病魔と違わない。
>亡霊や死霊の変じた妖怪との共通点については言わずもがなだ。人間の女と交わり子を作り、その子によって殺されるというのも、
>セルビアの竜 zmaj について語られるところと平行する。予防や防御の方法、罌粟の実や黍、漁網、大蒜等々も、他の魔怪について施されるものと共通している。
>全伝承に通有の「生ける死体」の性格だって怪しいもので、死霊起源の妖怪との区別は決していたしかねる。
>このように他の妖怪や怪異と重なり合い連続するのは、ひとり「吸血鬼」の特徴というよりも、妖怪誌一般、
>さらにそれを越えて民俗信仰全般について言えることではないだろうか。
(『吸血鬼伝承 生ける死体の民俗学』pp. 133-135)
ルーガルー(loup-garou)はウェアウルフ(werewolf)だけじゃなく、お化け(bugaboo)やブギーマン(bogeyman)も指す
そもそも夢魔・騒霊・吸血鬼・魔女・人狼は重複する部分が大きいらしい
だから伝承によっては獣に化けた人間だったり人間に化けた獣だったり
悪霊のようなものだったりする
>「吸血鬼」名称の四系統
>��vampir/upir系
>��vukodlak系 語源は「狼の毛」=「人狼」
>��strigoi系 語源は古代ローマの怪鳥ストリクス strix で、鳥の姿に化けた魔女とも
>��moroi系 語源は「夢魔」を意味するスラヴ語モーラ mora
>つまり�,鮟�いて、人狼・魔女・夢魔という邪悪な霊能者の名称を転用していることがわかる。
>寝ている者を窒息させて苦しめるのは夢魔と同じだし、騒がしい音を立て器物を壊すのはまったくポルターガイスト(騒霊)である。
>狼その他の動物に変身するのは人狼や魔女と共通し、家畜を苦しめるのは魔女やその他の妖怪について語られることである
>(好んで家畜を害すのは、東欧「吸血鬼」の農民性のしるしだ)。人を次々に死に至らしめるのは、ペストなどの病気の擬人化である病魔と違わない。
>亡霊や死霊の変じた妖怪との共通点については言わずもがなだ。人間の女と交わり子を作り、その子によって殺されるというのも、
>セルビアの竜 zmaj について語られるところと平行する。予防や防御の方法、罌粟の実や黍、漁網、大蒜等々も、他の魔怪について施されるものと共通している。
>全伝承に通有の「生ける死体」の性格だって怪しいもので、死霊起源の妖怪との区別は決していたしかねる。
>このように他の妖怪や怪異と重なり合い連続するのは、ひとり「吸血鬼」の特徴というよりも、妖怪誌一般、
>さらにそれを越えて民俗信仰全般について言えることではないだろうか。
(『吸血鬼伝承 生ける死体の民俗学』pp. 133-135)
worldっていう語もwer(人)と関係あるらしいね
こちらは語源的には「人の年月」みたいな意味になるようだ
何が言いたいかって、懐かしき東方の血 〜 Old Worldって本当に「古い人の年月」つまり「歴史」だなあと
こちらは語源的には「人の年月」みたいな意味になるようだ
何が言いたいかって、懐かしき東方の血 〜 Old Worldって本当に「古い人の年月」つまり「歴史」だなあと
自分が知らないだけかもしれんが日本だと人から獣に変身して人畜を襲うような話はあまり聞かないな
しいて言えば憑き物がソレに近いのかもしれないけれど
変身譚といえそうなのは清姫くらいしかすぐには思いつかないや
しいて言えば憑き物がソレに近いのかもしれないけれど
変身譚といえそうなのは清姫くらいしかすぐには思いつかないや
「鍛冶屋の母」とか獣が人間に…ってのはあるんだけども
だからむしろ山月記みたいな話が新鮮で面白く感じられたのかな
死んだあとに妄念がいろんな生き物に変じて禍を為す、みたいのだと結構あるんだけどね
日本だともともと自然は基本的に人間より上位にあるって意識だからじゃね
ぱっと思いつく獣で悪いイメージしかないのってないし
代わりに鬼になるとかのパターンになってる
ぱっと思いつく獣で悪いイメージしかないのってないし
代わりに鬼になるとかのパターンになってる
日本では人が直接獣に変身するというものより
死んで畜生に転生するってものが多いように思う
仏教の影響かな
死んで畜生に転生するってものが多いように思う
仏教の影響かな
>>126
遠野物語に狼の経立の記述があるけどあっさりしてるよね、年取って大きくなった狼って程度で
みんなが言ってるようにそれだけで十分脅威だからなんだろうけど
猿の経立の方は好色で女を攫うとか、松脂と砂で鉄砲も徹さぬほど毛皮が固められてるとか妖怪じみてるんだけど
猿の妖怪といえば猿神退治で有名なしっぺい太郎もヤマイヌの仔とされてる場合があるようだ
妖怪化したキツネもタヌキも狼どころかイエイヌにあっさり退治されちゃうし、イヌや狼はそのままで妖怪以上の存在なのかな
遠野物語に狼の経立の記述があるけどあっさりしてるよね、年取って大きくなった狼って程度で
みんなが言ってるようにそれだけで十分脅威だからなんだろうけど
猿の経立の方は好色で女を攫うとか、松脂と砂で鉄砲も徹さぬほど毛皮が固められてるとか妖怪じみてるんだけど
猿の妖怪といえば猿神退治で有名なしっぺい太郎もヤマイヌの仔とされてる場合があるようだ
妖怪化したキツネもタヌキも狼どころかイエイヌにあっさり退治されちゃうし、イヌや狼はそのままで妖怪以上の存在なのかな
狼の項目自体は、
遠野物語でも拾遺の方でも結構あるし、
内容も普通に襲われたり喰われたりだから、
それだけ身近に迫った問題だったんだろうな。
遠野物語でも拾遺の方でも結構あるし、
内容も普通に襲われたり喰われたりだから、
それだけ身近に迫った問題だったんだろうな。
>>122
アメリカ先住民ならコヨーテ
オーストラリア先住民ならカンガルーは
実在動物ながら昔から数多く民話の主人公になってる妖怪的存在
まあ日本なら狐や狸に近い扱いだけど
狼に近い動物で神性の見出されたキャラというと
エジプトのインブー(アヌヴィス)とインドのダーキニー(荼枳尼天)かなあ、と思うが
どっちも山犬(ジャッカル)で狼ちゃうやん、という
アメリカ先住民ならコヨーテ
オーストラリア先住民ならカンガルーは
実在動物ながら昔から数多く民話の主人公になってる妖怪的存在
まあ日本なら狐や狸に近い扱いだけど
狼に近い動物で神性の見出されたキャラというと
エジプトのインブー(アヌヴィス)とインドのダーキニー(荼枳尼天)かなあ、と思うが
どっちも山犬(ジャッカル)で狼ちゃうやん、という
どっちも、死体漁りのためかよく墓場に現れてたことから
死に関わりの深い神様だな
死に関わりの深い神様だな
アヌビスもダーキニーも死者を喰う者から転じてそれらの守護者になってるのな
ジャッカルは野干(射干とも)として日本に伝わってるな
日本にはいないのでキツネと同化してしまったけど
他にも豺(ドール)がヤマイヌになったり狸(ヤマネコ)がタヌキになったり
中国ではタヌキには狢の字を当てるようだ
ジャッカルは野干(射干とも)として日本に伝わってるな
日本にはいないのでキツネと同化してしまったけど
他にも豺(ドール)がヤマイヌになったり狸(ヤマネコ)がタヌキになったり
中国ではタヌキには狢の字を当てるようだ
というか秋田犬1匹にすら勝てる自信がない
大陸産より小柄とはいえ狼のスペックって同サイズの犬をはるかに上回るらしいしな
当時馬の産地が多かった東北は畜産の少なかった他の地域よりも狼の害が多かったとかなんとか
畏怖の気持ちなどを込めて御犬と呼んでいたので東北には狼と書いてオイヌと読ませる地名がかなりあったり
当時馬の産地が多かった東北は畜産の少なかった他の地域よりも狼の害が多かったとかなんとか
畏怖の気持ちなどを込めて御犬と呼んでいたので東北には狼と書いてオイヌと読ませる地名がかなりあったり
日本は仏教のために肉食が禁止されていたので、西洋や遊牧民とは違い、
牧畜をする文化がなかったから家畜を襲う狼を敵視することはなかった
っていうけど、考えてみれば仏教で肉食禁止されてたとしても
牛や馬は交通手段や農耕の労働力として使ってたはずだから
規模はともかく牧畜は行っていたはずだよね、うん
肉食禁止が徹底されていたなんてわけでもないみたいだし
ttp://www6.ocn.ne.jp/~kanpanda/usiuma.html
牧畜をする文化がなかったから家畜を襲う狼を敵視することはなかった
っていうけど、考えてみれば仏教で肉食禁止されてたとしても
牛や馬は交通手段や農耕の労働力として使ってたはずだから
規模はともかく牧畜は行っていたはずだよね、うん
肉食禁止が徹底されていたなんてわけでもないみたいだし
ttp://www6.ocn.ne.jp/~kanpanda/usiuma.html
>>149
ただまあ日本の馬や牛は長いこと体格も貧弱で数もそう増えなかった
そら大陸なら陸続きで騎馬民族がぽんぽん来るし
そいつらの使う西方の汗血馬を手に入れようともするだろうが
島国じゃ動物の輸入も限られてる罠
ただまあ日本の馬や牛は長いこと体格も貧弱で数もそう増えなかった
そら大陸なら陸続きで騎馬民族がぽんぽん来るし
そいつらの使う西方の汗血馬を手に入れようともするだろうが
島国じゃ動物の輸入も限られてる罠
仏教では本来、肉食は禁止されていない
厳密に言えば原始仏教は肉や魚を食うことを禁止していない
喜捨されたものである限り、出家者は肉も魚も食うのがあたりまえ
修行の為に世の中を捨てた自分たちには、人々の善意から与えられたいかなる食べ物にも、
文句をいう権利などはないという理由からとされる
(現実にはみんなが遠慮して精進ものばかり喜捨したとも言われる)
厳密に言えば原始仏教は肉や魚を食うことを禁止していない
喜捨されたものである限り、出家者は肉も魚も食うのがあたりまえ
修行の為に世の中を捨てた自分たちには、人々の善意から与えられたいかなる食べ物にも、
文句をいう権利などはないという理由からとされる
(現実にはみんなが遠慮して精進ものばかり喜捨したとも言われる)
>>151
それ正確に言うと
「自分のために屠殺された物を食べてはいけない」
つまり逆にどこかで既に死体になった物なら構わない、理論上は
ただし寄進物でも自分に食べて貰うため屠殺されたことが明らかな物を
受け取るのはNGだし、そういう物を寄進するのは憚られた
それ正確に言うと
「自分のために屠殺された物を食べてはいけない」
つまり逆にどこかで既に死体になった物なら構わない、理論上は
ただし寄進物でも自分に食べて貰うため屠殺されたことが明らかな物を
受け取るのはNGだし、そういう物を寄進するのは憚られた
犬神やヤマイヌって狼要素どれくらい入っているのかな
山犬って狂暴化した野良犬も含んでいるんじゃないかな?
あと近所にある馬頭観音の数を見ると馬や牛は
すごく大切で家族同然だったのだろうと思う
幻想郷の狩猟や肉食ってどうなっているのかね
諏訪信仰だと免罪符「鹿食免」があるけどw
諏訪の勘文「業尽有情 雖放不生 故宿人身 同証仏果」
あと近所にある馬頭観音の数を見ると馬や牛は
すごく大切で家族同然だったのだろうと思う
幻想郷の狩猟や肉食ってどうなっているのかね
諏訪信仰だと免罪符「鹿食免」があるけどw
諏訪の勘文「業尽有情 雖放不生 故宿人身 同証仏果」
都市部だと需要に供給がとても追いつきそうにないから、
そういった風潮で抑え込んだり、信者獲得に利用したりしたんじゃねーかな。
一方、山間地には伝統的かつ儀式的な狩猟方法が伝播されていたりと、
そんなの関係なかったように思える。
まあ、現行狩猟法だと銃以外の止め刺しがほぼ不可能だから、
ほとんど絶えてしまったが……。
(例えば槍で止め刺しする秋山郷またぎの方法は、現行だと槍抱えて野山を駆け回るとか、
偶発遭遇時にたまたま槍を所持しているというあり得ない状況じゃないと成り立たない)
そういった風潮で抑え込んだり、信者獲得に利用したりしたんじゃねーかな。
一方、山間地には伝統的かつ儀式的な狩猟方法が伝播されていたりと、
そんなの関係なかったように思える。
まあ、現行狩猟法だと銃以外の止め刺しがほぼ不可能だから、
ほとんど絶えてしまったが……。
(例えば槍で止め刺しする秋山郷またぎの方法は、現行だと槍抱えて野山を駆け回るとか、
偶発遭遇時にたまたま槍を所持しているというあり得ない状況じゃないと成り立たない)
大口真神は狼だっけ犬だっけ
里を出て野山に狩猟に行くって往々にして妖怪のナワバリに
踏み込んじゃったりしそうで危険な香りが
技術と知識を積み重ねた腕利きのマタギの集団がいたり
踏み込んじゃったりしそうで危険な香りが
技術と知識を積み重ねた腕利きのマタギの集団がいたり
>>154
捕らえられた獲物は業が尽きたのであって解き放っても生き永らえない
むしろ人に喰われて共に成仏することが仏の教えにかなってる、みたいな意味だっけ
猟師に捕まった獲物を開放させた坊さんが夢でそいつらから「いらんことしやがって」と恨み言を言われたなんて逸話もあるらしいな
あと触穢問答という本に
神に参詣する際、仏徒でないことを証明するためにわざと魚肉を口にした
みたいなケースが中世に見受けられた、など今日なにかの本で読んだ
捕らえられた獲物は業が尽きたのであって解き放っても生き永らえない
むしろ人に喰われて共に成仏することが仏の教えにかなってる、みたいな意味だっけ
猟師に捕まった獲物を開放させた坊さんが夢でそいつらから「いらんことしやがって」と恨み言を言われたなんて逸話もあるらしいな
あと触穢問答という本に
神に参詣する際、仏徒でないことを証明するためにわざと魚肉を口にした
みたいなケースが中世に見受けられた、など今日なにかの本で読んだ
たぶん仏教的にはこんな感じ
○:すでに干上がった川に転がった魚の死体を拾って食べる
△:猟師が本来村人に提供した肉のお裾分けをたまたま貰った
×:「〜〜上人様に献上したいと思って捕まえました」という獣肉を貰う
○:すでに干上がった川に転がった魚の死体を拾って食べる
△:猟師が本来村人に提供した肉のお裾分けをたまたま貰った
×:「〜〜上人様に献上したいと思って捕まえました」という獣肉を貰う
◆ 其の二十五(スレ25)>>65–106
影狼さん関連で調べてたらやっぱり狼関連の神社かなりの数にのぼるんだなぁ
狼の聖域として秩父の三峰神社に遠江の山住神社、秋葉山と対をなす春野山大光寺、相馬の山津見神社、舞鶴の大川神社
養老明神の遣いが狼だし美濃の養老神社、大桑神社も関わりがあるらしい
妙見菩薩信仰とも狼は関わりがあるから全国の妙見社、但馬の養父神社、名草神社(日光院)とも関わりが深いかも
ヤマイヌ信仰オイヌサマ信仰まで範囲を広げれば恵那の中山神社や青梅の武蔵御嶽神社あたりも狼
北は東北から南は九州まで全国の山中に分布してるという 昔の人にとっての狼の重要度が窺い知れるよう
狼の聖域として秩父の三峰神社に遠江の山住神社、秋葉山と対をなす春野山大光寺、相馬の山津見神社、舞鶴の大川神社
養老明神の遣いが狼だし美濃の養老神社、大桑神社も関わりがあるらしい
妙見菩薩信仰とも狼は関わりがあるから全国の妙見社、但馬の養父神社、名草神社(日光院)とも関わりが深いかも
ヤマイヌ信仰オイヌサマ信仰まで範囲を広げれば恵那の中山神社や青梅の武蔵御嶽神社あたりも狼
北は東北から南は九州まで全国の山中に分布してるという 昔の人にとっての狼の重要度が窺い知れるよう
なまえがそもそも
「オオカミ」だからなあ
「オオカミ」だからなあ
アイヌ民族も熊やシャチ、フクロウと並んで狼を神様扱いしてるよね
相馬(福島)なんかの馬産地では“襲わないで欲しい”という念願があったかも
相馬(福島)なんかの馬産地では“襲わないで欲しい”という念願があったかも
和人が うちらが持ち込んだ馬襲って邪魔だから狼狩るでー
ってやらなければエゾオオカミも絶滅しなかったろうに
ってやらなければエゾオオカミも絶滅しなかったろうに
一応北方領土に近縁種は生き残ってはいるらしいね
日本が手を出しにくい土地でよりによって残っているなんてなんてもどかしい
日本が手を出しにくい土地でよりによって残っているなんてなんてもどかしい
>>68
実はオオカミ撲滅を進言したのは開拓使の顧問だったアメリカ人技師たち。
実際、牛馬の被害はヒグマのが多く、オオカミのはさほどではなかったとか。
でもバッファローを絶滅させかけた開拓時代そのままのアメリカンには「オオカミがいる!→殺らねば牧畜できん!」と大騒ぎしたのを真に受けて殲滅作戦を実行したとか。
オオカミの絶滅は当時の日本人にとっては輝かしい文明化の1歩だった…
千島アイヌは千島樺太交換条約で多くは北海道に強制移住。その時日本人化の強制もあり文化もほとんど失われた。北海道アイヌと言葉も違っていたらしい。
近代日本のまさに黒歴史であまりに暗黒面が多く、研究者も手が出せないみたいよ。
実はオオカミ撲滅を進言したのは開拓使の顧問だったアメリカ人技師たち。
実際、牛馬の被害はヒグマのが多く、オオカミのはさほどではなかったとか。
でもバッファローを絶滅させかけた開拓時代そのままのアメリカンには「オオカミがいる!→殺らねば牧畜できん!」と大騒ぎしたのを真に受けて殲滅作戦を実行したとか。
オオカミの絶滅は当時の日本人にとっては輝かしい文明化の1歩だった…
千島アイヌは千島樺太交換条約で多くは北海道に強制移住。その時日本人化の強制もあり文化もほとんど失われた。北海道アイヌと言葉も違っていたらしい。
近代日本のまさに黒歴史であまりに暗黒面が多く、研究者も手が出せないみたいよ。
やや話題に乗り遅れた感があるが……
オオカミの語源について思うところをつらつらと
Google先生によると「オオカミ=大神」説の初出は新井白石らしいが、
上代におけるオホカミのミは恐らく上代特殊仮名遣いの乙類なので、
いちおう「神」のミとは一致することになる
ただ、『類聚名義抄』などからわかる古代のオホカミのアクセントは
低低高低なので、大と神を単純には結びつけられないような気がする
(ちなみに同書では「大」は低低で「神」も低低)
同様にカミを含む単語には雷の古名「ナルカミ」があり、このミも乙類だが、
アクセントは高高低低であり、「鳴る」と「神」のアクセントそのままだ
ちなみに「鳴る」の活用とアクセントは
ナラ ナリ ナル ナル ナレ ナレ
高高 高低 高低 高高 高低 高低
で、ナルカミのナルは連体形由来とわかる
(なお「カミナリ」は初出が11世紀で、上代には用例が無いが、
こちらのアクセントは低低高低なので、ナリは連用形由来だ)
これに限らず、複合語のアクセントは元々のアクセントがそのまま反映
されるのが普通だったようなので、もし大+神なら低低低低になるはず
「オオカミ=大噛み」説もあるらしいが、「噛む」の活用とアクセントは
カマ カミ甲 カム カム カメ乙 カメ甲
低高 低降 低降 低高 低降 低降
なので、甲乙もアクセントも一致しないことになってしまう
これはただの思いつきなので特に根拠は無いんだが、
もしかしてオホ+カミではなくオホ+カ+ミだったりするんじゃなかろうか
これだと特にカが正体不明になってしまうけどね
オオカミの語源について思うところをつらつらと
Google先生によると「オオカミ=大神」説の初出は新井白石らしいが、
上代におけるオホカミのミは恐らく上代特殊仮名遣いの乙類なので、
いちおう「神」のミとは一致することになる
ただ、『類聚名義抄』などからわかる古代のオホカミのアクセントは
低低高低なので、大と神を単純には結びつけられないような気がする
(ちなみに同書では「大」は低低で「神」も低低)
同様にカミを含む単語には雷の古名「ナルカミ」があり、このミも乙類だが、
アクセントは高高低低であり、「鳴る」と「神」のアクセントそのままだ
ちなみに「鳴る」の活用とアクセントは
ナラ ナリ ナル ナル ナレ ナレ
高高 高低 高低 高高 高低 高低
で、ナルカミのナルは連体形由来とわかる
(なお「カミナリ」は初出が11世紀で、上代には用例が無いが、
こちらのアクセントは低低高低なので、ナリは連用形由来だ)
これに限らず、複合語のアクセントは元々のアクセントがそのまま反映
されるのが普通だったようなので、もし大+神なら低低低低になるはず
「オオカミ=大噛み」説もあるらしいが、「噛む」の活用とアクセントは
カマ カミ甲 カム カム カメ乙 カメ甲
低高 低降 低降 低高 低降 低降
なので、甲乙もアクセントも一致しないことになってしまう
これはただの思いつきなので特に根拠は無いんだが、
もしかしてオホ+カミではなくオホ+カ+ミだったりするんじゃなかろうか
これだと特にカが正体不明になってしまうけどね
言語学には明るくないんで本当に素人考えだけど
連体修飾の「が」の濁音がとれた形とか?
でも「おほ」は単独で名詞にならなそうだしなあ
連体修飾の「が」の濁音がとれた形とか?
でも「おほ」は単独で名詞にならなそうだしなあ
なるほど、わからん
"カ"にアクセントが来るのか
お(接頭語)+龗[おかみ] とか一瞬考えてしまったけど無理矢理&意味不明すぎるな
お(接頭語)+龗[おかみ] とか一瞬考えてしまったけど無理矢理&意味不明すぎるな
「『大神』なんて生意気だ!『マユ毛』描いてやる!」→「犬神」
ってなんかマンガで見た記憶が
ってなんかマンガで見た記憶が
同じく素人考えだが
オホ+カ+ミだとするならカの前に何か音があって抜け落ちたんじゃないのかなとか
オホ+カ+ミだとするならカの前に何か音があって抜け落ちたんじゃないのかなとか
こんなにレスが返ってきたの初めて!
皆さん素人考えとおっしゃるけど、もしかしたらアリかもしれない
というのも、まず日本語の形容詞語幹は基本的に時代を遡れば遡るほどに
独立性が高まっていくからなんだ
記紀万葉の時代ともなると、形容詞語幹は名詞とほとんど違わないような
振る舞いを見せる
より古くはツングース諸語などに見られるような不変化詞だったとする説も
あるくらいだ
次にカの前の脱落についてだが、上代日本語では原則として濁音が語頭に
立たず、連濁によって語中のみに現れる
で、この連濁の起源なんだが、オーストロネシア祖語の連結接辞/ŋ/か、
あるいはツングース語の所有接辞/ɴ/あたりに由来するんじゃないか、と
しばしば言われている
仮にカの前から何かが脱落したとすれば、恐らくこれじゃなかろうか
なぜ脱落したのか、という問題はついてまわるが
皆さん素人考えとおっしゃるけど、もしかしたらアリかもしれない
というのも、まず日本語の形容詞語幹は基本的に時代を遡れば遡るほどに
独立性が高まっていくからなんだ
記紀万葉の時代ともなると、形容詞語幹は名詞とほとんど違わないような
振る舞いを見せる
より古くはツングース諸語などに見られるような不変化詞だったとする説も
あるくらいだ
次にカの前の脱落についてだが、上代日本語では原則として濁音が語頭に
立たず、連濁によって語中のみに現れる
で、この連濁の起源なんだが、オーストロネシア祖語の連結接辞/ŋ/か、
あるいはツングース語の所有接辞/ɴ/あたりに由来するんじゃないか、と
しばしば言われている
仮にカの前から何かが脱落したとすれば、恐らくこれじゃなかろうか
なぜ脱落したのか、という問題はついてまわるが
日本狼が神格化したものを「大口真神(おおぐちまかみ)」と呼んだらしいが
そこからだろうか、でも大口真神もいまいちよく分からないんだよな
「おおくちの」が真神(オオカミの別名)にかかる枕詞だと枕詞燭明抄に説明されてるらしいけど
実際の使用例が少すぎるし それこそ柿本人麻呂や舎人娘子が詠んだ
大口真神は最初は惠みの雨を降らせる龗の神の方も含まれてたかもしれない
大和風土記の逸文のなかに、「昔、明日香の地に老狼在りて多くの人を食ふ。
土民畏れて大口の神といふ。その住める所を名づけて大口真神原(おおぐちのまかみのはら)といふ」
と言うのが有るらしいけれど この『大和風土記の逸文』なるものの原本が出典元不明だしなぁ
オホマカミ→オホカミというのはもしかしたら有りえるかもしれないけど
そこからだろうか、でも大口真神もいまいちよく分からないんだよな
「おおくちの」が真神(オオカミの別名)にかかる枕詞だと枕詞燭明抄に説明されてるらしいけど
実際の使用例が少すぎるし それこそ柿本人麻呂や舎人娘子が詠んだ
大口真神は最初は惠みの雨を降らせる龗の神の方も含まれてたかもしれない
大和風土記の逸文のなかに、「昔、明日香の地に老狼在りて多くの人を食ふ。
土民畏れて大口の神といふ。その住める所を名づけて大口真神原(おおぐちのまかみのはら)といふ」
と言うのが有るらしいけれど この『大和風土記の逸文』なるものの原本が出典元不明だしなぁ
オホマカミ→オホカミというのはもしかしたら有りえるかもしれないけど
書き忘れがあった
少なくとも13世紀までは「は」や「も」などの助詞にも独立したアクセントがあったことが
わかっているんだが、なんと「が」のアクセントが高だったらしい
ガの前の接辞が脱落した、という可能性もゼロではないかもしれない
少なくとも13世紀までは「は」や「も」などの助詞にも独立したアクセントがあったことが
わかっているんだが、なんと「が」のアクセントが高だったらしい
ガの前の接辞が脱落した、という可能性もゼロではないかもしれない
>>91
ググったら出典は枕詞燭明抄らしい
国文学研究資料館のサイトで八戸市立図書館所蔵の写本が閲覧できるみたいなんで探してみたけど
問題の記述はこのあたりだね
ttp://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0096-00904&IMG_NO=52
ttp://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0096-00904&IMG_NO=53
ググったら出典は枕詞燭明抄らしい
国文学研究資料館のサイトで八戸市立図書館所蔵の写本が閲覧できるみたいなんで探してみたけど
問題の記述はこのあたりだね
ttp://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0096-00904&IMG_NO=52
ttp://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0096-00904&IMG_NO=53
『見狼記』 ttp://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0219.html
これテレビで観てて、すんごく心にきたシーンがあったんだけど
福島の、例の原発からほど近い神社の、神主さんが諦め半分に狼さんを慕ってるとこ
狼さんは故郷を護る神様らしいけれど
放射能には勝てなかったんだね
かなしいね
これテレビで観てて、すんごく心にきたシーンがあったんだけど
福島の、例の原発からほど近い神社の、神主さんが諦め半分に狼さんを慕ってるとこ
狼さんは故郷を護る神様らしいけれど
放射能には勝てなかったんだね
かなしいね
風土記逸文って「古風土記の記述かどうか怪しい」とされているものも結構あるみたいだけど、
それはどうやって判断してるんだろう?
それはどうやって判断してるんだろう?
私の知っている範囲で言えば、
例えば『陸奥国風土記逸文』の場合は「磐城」などの古風土記の時代には
まだ無かったはずの地名が用いられている点や、記述内容がだいたい
『日本書紀』景行紀からの引用(と言うよりほぼコピペ)で構成されており、
オリジナリティに欠けている点などから後代の偽作と見る向きが強いようだ
この逸文の出典元とされる『大善院旧記』も出自がよくわからんし
他の風土記逸文についてはわかりません。申し訳ない
先日話題にのぼった「龗」についても調べてみたところ、
アクセントまではわからなかったんだが、いわゆる上代特殊仮名遣いで言うと
このミは甲類なので「オホカミ」の乙類とは一致しないようだ
母音連続を許さない上代日本語ではオ+オが存在できないのも痛い
「龗」と関連があるとすれば「ミヅ(水)」のミ(甲類、アクセントは高)か、
あるいは蛇の古称「ミ」(甲類、アクセントは高)あたりだろうか
「ワタツミ」などのミ(甲類、アクセントは高)とも同根かもしれない
例えば『陸奥国風土記逸文』の場合は「磐城」などの古風土記の時代には
まだ無かったはずの地名が用いられている点や、記述内容がだいたい
『日本書紀』景行紀からの引用(と言うよりほぼコピペ)で構成されており、
オリジナリティに欠けている点などから後代の偽作と見る向きが強いようだ
この逸文の出典元とされる『大善院旧記』も出自がよくわからんし
他の風土記逸文についてはわかりません。申し訳ない
先日話題にのぼった「龗」についても調べてみたところ、
アクセントまではわからなかったんだが、いわゆる上代特殊仮名遣いで言うと
このミは甲類なので「オホカミ」の乙類とは一致しないようだ
母音連続を許さない上代日本語ではオ+オが存在できないのも痛い
「龗」と関連があるとすれば「ミヅ(水)」のミ(甲類、アクセントは高)か、
あるいは蛇の古称「ミ」(甲類、アクセントは高)あたりだろうか
「ワタツミ」などのミ(甲類、アクセントは高)とも同根かもしれない
狼と関わりが深いのは「ワタツミ」(和多志大神)よりはその別名とも言われる山の神、「ヤマツミ」(大山祇神、大山津見神)だな
相馬は飯舘の狼神社は山津見神社だし遠江は水窪の狼神社は山住神社だし
オオヤマツミノカミ自体の情報はそれらの神社にはあまり無いけんどね
総本社と言われる大三島の大山祇神社自体は海のど真ん中だし
神話でもそこまでオオヤマツミの情報はないけど
「オオヤマツミの子」と名乗る神が何度か重要な場面で登場するくらいで
酒の神でもあるし軍神でもあるな 男の神だけど女の神として登場したこともあるらしい
最初は単なる山の神格化だったのであまり設定が固まってなかったんだろうなオオヤマツミノカミ
相馬は飯舘の狼神社は山津見神社だし遠江は水窪の狼神社は山住神社だし
オオヤマツミノカミ自体の情報はそれらの神社にはあまり無いけんどね
総本社と言われる大三島の大山祇神社自体は海のど真ん中だし
神話でもそこまでオオヤマツミの情報はないけど
「オオヤマツミの子」と名乗る神が何度か重要な場面で登場するくらいで
酒の神でもあるし軍神でもあるな 男の神だけど女の神として登場したこともあるらしい
最初は単なる山の神格化だったのであまり設定が固まってなかったんだろうなオオヤマツミノカミ
風土記について最近調べ始めたから詳しくないが
・引用とは逆に同じ頃完成したはずの日本書紀に比べると相違点がポツポツ
・最終的に天皇に渡るものだから『伝えられている旧聞異事』って項目は格好良く書いたデタラメも多いかも
という話を知人から教わった
・引用とは逆に同じ頃完成したはずの日本書紀に比べると相違点がポツポツ
・最終的に天皇に渡るものだから『伝えられている旧聞異事』って項目は格好良く書いたデタラメも多いかも
という話を知人から教わった
風土記と言えば、あそこらへんの時代の書物に書かれてる名称とか地名の"由来"ってあんまりアテにならないんだよねえ
個人的には大神神社の「狭井」も、古事記に載ってる由来譚とは違うんじゃないかと思ってる
個人的には大神神社の「狭井」も、古事記に載ってる由来譚とは違うんじゃないかと思ってる
大山祇神は山の神だけど、海の幸が育つには山から下りてくる養分が重要なこと、航海中に山が目印になることなどから
海の仕事に携わる人々からも信仰されてるみたいね
大三島という瀬戸内海の島の一つに総本社があるのはそういうことも関係してるんだろうな
海の仕事に携わる人々からも信仰されてるみたいね
大三島という瀬戸内海の島の一つに総本社があるのはそういうことも関係してるんだろうな
>>96
ちょい訂正
×:蛇の古称「ミ」(甲類、アクセントは高)
○:蛇の古称「ヘミ」のミ(甲類、アクセントは高)
より正確にはこうでした。「巳」は乙類です。すみません
数の「ミ(三)」が甲類の高で、「身」が乙類の高で、大神神社のミは甲類で、アクセントは何だったか
いかんな、軽い気持ちで調べだしたら深みにはまりつつある
ちょい訂正
×:蛇の古称「ミ」(甲類、アクセントは高)
○:蛇の古称「ヘミ」のミ(甲類、アクセントは高)
より正確にはこうでした。「巳」は乙類です。すみません
数の「ミ(三)」が甲類の高で、「身」が乙類の高で、大神神社のミは甲類で、アクセントは何だったか
いかんな、軽い気持ちで調べだしたら深みにはまりつつある
大山祇神の神の別名が和多志大神っていうのは、やっぱり古代の人にとっては海と山は切っても切れない関係だったって意味なんだろうか
記紀とか大祓詞を概観すると、海も山も等しく、常世やら根の国やらの「生命の根源地」みたいに見做されてる感じがする
記紀とか大祓詞を概観すると、海も山も等しく、常世やら根の国やらの「生命の根源地」みたいに見做されてる感じがする