天津甕星(金星・ルシファーとの比較)

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天津神でありながら高天原に反抗した天津甕星(天香香背男)の特異な位置づけ。金星との対応と平田篤胤によるルシファー比較説。建葉槌命(機織の神)による平定というユニークなエピソード。常陸の豪族の神が中臣氏(建御雷神を奉ずる)との権力闘争で排除された可能性。
◆ 其の四(スレ4)>>894–920
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儚月抄で原理不明のマジックアイテムとして登場しているフェムトファイバーだけど、
フツヌシとタケミカヅチが敵わなかった天津甕星を、織物の神である建葉槌命が平定した事は織り込まれてるのかな?
▌895 名前が無い程度の能力 ID:3.Jo5jwY0 スレッドで見る →
>>894
風土記見るに敵わなかったというよりかは攻めあぐねた程度の苦戦だったような書きぶりだし、
妙見さんと同一視されたり、金星に関連付けられたところでルシファと結び付けられて玉の輿的に神格があがったり、
しかも金星と同一視するという考えを広めたのは篤胤だという説もある。

明確な強さというものが不明で、尾鰭ばかりがついて恐れられがち、という点では紫と似ているのかもしれない。
だから幽霊の正体見たり枯れ尾花というか、ポッと出アイテムであるフェムトファイバーであっさり土下座の紫と
ポッと出の神様である倭文神建葉槌命であっさり平定のカガセオさんが重なるような気もしないでもない。
▌896 名前が無い程度の能力 ID:5lNR6RrY0 スレッドで見る →
>>894
フェムトファイバーのくだりは注連縄の話であって
機を意識して書いているようにはまったく見えない

カーボンナノファイバーのような科学と、信仰とか伝統ってのものを
結び付けたかっただけなのでは
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>>892
東方の天津神による天孫降臨と葦原中国平定は
神話と言う形で名前の無い土着神に名前を与えて大地に縛った事なのかも
▌898 名前が無い程度の能力 ID:kmFwZsR60 スレッドで見る →
>>895
ネット上で社伝とかにさっと目を通した限りだけど、
かなり正攻法と言うか正面から対決しているように見えるんだが
▌899 名前が無い程度の能力 ID:D6oTDyDo0 スレッドで見る →
>>895
天津甕星=金星=ルシファーと言う説を篤胤が説いたのは
キリスト教の知識も持っていた篤胤が、天津神でありながら
高天原(天照)に反抗した天津甕星に、ルシファーとの類似性を
見たからじゃないか、と思っています
なんと言っても篤胤はその著作のなかで、アダムとエヴァを創ったのは
天津神(産霊神)であると言っているくらいですから
そしてそこで天津甕星に篤胤が与えたかった役割は、天津神の引き立て役
だったのではないかと
ですので、天津甕星=金星=ルシファーという構図は、その原因と結果が
逆なのではないかなぁ、というのが自分なりの考えです

あと、余談ではありますが、稗田阿礼が女性だと最初に言い出したのも
篤胤だったようですね
▌900 899 ID:D6oTDyDo0 スレッドで見る →
ああ、すいません
金星=ルシファーというより金星(ルシファー)と表記するべきでした
篤胤は別に金星=ルシファーとは言ってません
篤胤が天津甕星を金星としたのは、同じく金星と言われるルシファーを
意識してだろう、と自分は言いたかったのです
▌901 名前が無い程度の能力 ID:HTjq1Mqc0 スレッドで見る →
よーしパパ電波投下しちゃうぞー


東方でのかぐや姫の表記は輝夜であるが、これを文字通りに読むと輝きを放つのは「夜」の方である。
この「夜」は日の神である天照の秩序の元に従わないものと取ることは出来まいか。
かぐや姫の美しさは太陽の如き眩しい美しさと言うよりは、むしろ人々を惑わせる妖しい美しさであった。
さすれば、輝夜の名は日の神にまつろわぬ「夜」に属するものの妖しい輝きを表していると言えるのでは無いだろうか。

翻って、明けの明星は夜が明けて朝になる時、最後までそれに抵抗して光を放っている星であることから、神と相争うルシファーを表すものとされている。
(まあルシファーはキリスト教以前から金星を表していたようなんですがあえて無視w)
そして天照大神と天津甕星にも同様の関係を見出すことができる(上の書き込みにあるようにこれも後世の後付の可能性が(ry)。
ところで、中世においてはにおいては隕石もルシファーの仕業であるとされており、石に変じたところを砕かれ、飛び散ったとの伝承を持つ天津甕星とは奇妙な類似が見受けられる。
ここから天津甕星は星のもたらす災いも司っているかも知れないと考えることが可能なのである。
更に言えば、日本書紀には「星神香香背男」とあるのみだから、天津甕星は天の星全体を象徴し、
星々の輝きは日の輝きとは異質なものであり、一様に日の神中心の秩序とは相容れないものとなるとも言える。
ここにおいて輝夜と天津甕星を結びつけることが可能になり、彼女はこの神の系譜を引くものであると推論できるのである。

輝夜は月世界で姫として扱われている。それも、記紀神話において重きをなすオモイカネに比定される人物からも敬われるほどである。
悪神の系譜であれば、ここまで敬われることは常識的に考えればかなり不自然なことであろう。
天津甕星がいかなる出自の神であるかについて、記紀は沈黙している。ただ、他に誅された者たちと違い、彼は天に居たことになっている。
彼は星神であるが、それと関連を持つような神と言えば何であろうか?宇宙の根源たる神、造化の三神の一柱、天之御中主神である。
この神も、究極の創造神とされながらも具体的な事績が一切不明な神である。

天津甕星が悪神と名指しされるのは国譲りの物語の中であるが、そこではタカミムスビが主導的な役割を果たしている。
そして、平定される側の大国主は国づくりやその前段階に際してカミムスビから多大な援助を受けている神である。
タカミムスビは国譲りを通し、他の造化の神の影響力を排除したと考えることもできるのである。
そうであるとすれば、天津甕星が天之御中主神の系統の神であって、タカミムスビにとって排除すべき存在となる蓋然性はある。
天津甕星は国譲りの段階になって初めて悪神となった神であり、だからこそ天に居たのである。

輝夜が天津甕星を通して天之御中主神の系統を引くものであったならば、タカミムスビの子であるオモイカネが敬う程度の貴さを持っていても、何ら不思議なことではない。
更に言えば、オモイカネ≒永琳の住んでいた月世界を統べるツクヨミもまた、「汝悪しき神なり」として天照大神から追放された存在である。
彼もまた日の神を頂点とする秩序からは傍流の位置に属するものであったから星神の裔を厚遇したのではないだろうか。
▌902 名前が無い程度の能力 ID:fAfHBOYo0 スレッドで見る →
・姫の名前は「カグヤ」
・それを「輝夜」にしたのは地上に来た後
・じーさんばーさんが漢字名つけられるとは思えないんで多分考えたのは本人
・つまりは厨二病である。今日から私はカガセオのように夜に輝く悪になるという意。  類例:全世界ナイトメア
▌913 名前が無い程度の能力 ID:esNkQTBE0 スレッドで見る →
>>901
宮中で、中臣氏との権力闘争に敗れた
常陸の豪族の祀る神が天津甕星と考えることができるな。

記紀の編纂に不比等が関わった可能性があることから
中臣鎌足の信仰する建御雷神(武甕槌神)が優遇され
地元常陸でのライバルであった天津甕星を邪神としたとも考えられる

天に居る邪神
→朝廷の中に居る、邪魔な権力者
とも考えることが出来るし
▌917 名前が無い程度の能力 ID:KQm5Kk1M0 スレッドで見る →
>>913
ただ、単純に武甕槌の優位性(ひいては天孫の優位性)を主張するなら
古事記の建御名方よろしく武甕槌自らが天津甕星を
ぼっこぼこにしてやったほうがかっこいいのに
(鹿島神宮の縁起ではそういう風に書かれているのに)

わざわざ建葉槌なる神を出してきたのはなんかあるんだろう
▌918 名前が無い程度の能力 ID:DIwLk3Vg0 スレッドで見る →
>>917
天津甕星を建葉槌が服さしめたというエピソードの他に
書紀の一書に経津主神・武甕槌神が直接征伐したという記述もありますので
>>913さんの意見を考えるのなら、こちらの方で考えた方が良いのかもしれません
天津甕星が天津神だと言っているのもこちらの一書になりますし
それに建葉槌が対応したのは、あくまで香香背男であり
天津甕星は香香背男の亦の名らしいですので
▌919 名前が無い程度の能力 ID:5rcu8B4o0 スレッドで見る →
直接討伐した記述は無かったと思いますが…

一書にある「齋之大人」がフツヌシのことを指すと言うのであればそうなりますが、
それにしても誅するに武力ではなく「齋い」を用いたと読めるので、
本文との関係から見ても建葉槌命と見たほうが自然ではないかと思います。
▌920 名前が無い程度の能力 ID:DIwLk3Vg0 スレッドで見る →
>>919
「天に悪しき神有り。名を天津甕星と曰ふ。亦の名を天香香背男。
 請ふ、先づ此の神を誅(つみな)ひて、然して後に下りて葦原中国を撥はむ」(岩波文庫)
と両神が天神に進言し、また「誅う」の文字が出てることからも
両神が直接行って手を下したのではないかなぁ、と
また「齋い」ですが、これは天津甕星を齋いたと言うより
天神を齋き祭ることで、天津甕星を無事下すことができました、と読むのではないでしょうか
「斎く」が「稜威」の動詞だとすれば、やはり天津神や天皇に対して使用される「稜威」の字を
下す側の天津甕星に使うのも違和感がありますし
まあ、使用されている言葉の方からのアプローチは、自分には怪しい部分もありますので
突っ込みはどんどん欲しいところなのではありますが
あと、引用した岩波文庫の日本書紀の注釈に
「神を斎祭するものを斎主という。戦争に際しても神祇を斎い祭る。
 祭主は軍旅の主将たる人があたる。それを斎主と言う。(後略)」
ともありましたので、そうでっかく外れてはいないのかなぁ、などと思ったり
◆ 其の十一(スレ11)>>929–947
▌929 名前が無い程度の能力 ID:FF1A6qL20 スレッドで見る →
まあ、ホタルの光に関わる物質にはルシフェルの名がかかってたりするし、半端な奴じゃあないんだよ……
(名付けから考えるに、あまり冷光に良い印象なかったのだろうか)
▌931 名前が無い程度の能力 ID:/gAghVgw0 スレッドで見る →
>>929
ルシフェルは元々明けの明星という意味を持っているそうだ
で、明けの明星は「光をもたらすもの」とか「光を帯びたもの」を語源にしてるらしいから自ら光を放つ物質ってことでそんな名前なのかな

そういや地下3600mに棲む線虫はメフィストって名前がついてるのを思い出した
▌932 名前が無い程度の能力 ID:/gAghVgw0 スレッドで見る →
何か分かりにくくなったけど二行目は明けの明星の意味を持ってるルシフェル(Lucifer)の語源の事ね
ラテン語の光(lux)と運ぶ・作り出す(fero)の複合語だそうだ
▌933 名前が無い程度の能力 ID:FF1A6qL20 スレッドで見る →
なるほど、ラテン語の元の意味を考えて付けられた名前なら正にそのまんまなわけか。
実際、どの辺を意図して付けられたかは自分にはわからないけど。というかルシフェルさんを期待してしまうのだけれど。
▌937 名前が無い程度の能力 ID:DgxXSV/I0 スレッドで見る →
要するに日本に来たらルシフェルさんは
天香香背男命という名前を貰えるわけか
この人もいろんな所で引っ張りだこな神様だけど
それこそ何通りもの名前を持ってるし 
裏
調べたらユダヤ人説なんて言うのまで有るのかこの神様w
裏
▌938 名前が無い程度の能力 ID:YNeGM8tI0 スレッドで見る →
神輿のルーツはアーク!とか日ユ同祖論は度々見るね
個人的には眉唾もんと思うけど
▌939 名前が無い程度の能力 ID:NCyd8Z2UO スレッドで見る →
>>938
諏訪の守屋山の語源がイスラエルのモレヤだったり、諏訪神社の御頭祭神事が聖書の中に書かれている儀式と同じとか、ネタ的には楽しいと思う。
▌940 名前が無い程度の能力 ID:B.vhXqvs0 スレッドで見る →
まぁ日本にキリストの墓があるくらいだしな
▌944 名前が無い程度の能力 ID:wqtdlTEc0 スレッドで見る →
>>937
>要するに日本に来たらルシフェルさんは
>天香香背男命という名前を貰えるわけか

本地垂迹って仏教と神道の世界に当てはまるものだと思ったけど、
拡大解釈すれば上記のように西洋の神様とかにも適用されるのな。胸熱。
▌945 名前が無い程度の能力 ID:PQA/uVIk0 スレッドで見る →
>>944
実際ヒンドゥー教やゾロアスター教の神様たちだって入りまくってるじゃないかw
いわゆる切支丹もマリア観音って形で信仰してたし
▌946 名前が無い程度の能力 ID:f7w3rTgU0 スレッドで見る →
異教の神が取り込まれるのと、本地垂迹って微妙に違くね
▌947 名前が無い程度の能力 ID:zadbPj5A0 スレッドで見る →
ルシフェルこそ本尊とする本地垂迹説に対して、
天香香背男命が本来の姿だとする反本地垂迹説が出揃うことで習合が完成するのだな。
◆ 其の十五(スレ15)>>646–672
▌646 名前が無い程度の能力 ID:xuss/DhY0 スレッドで見る →
東方的には日・月・星の三星が対等のランクであるはずなんだけど
なんで日本では星の神がほとんどいないんかね
天文学が発達していなかったわけではないだろうけど、星に関する逸話・伝承も聞いたこと無い
織姫と彦星も元は中国だしさ
何が言いたいかというとスターサファイアちゃんは可愛いってことだよ
▌647 名前が無い程度の能力 ID:NL0TdPbo0 スレッドで見る →
天津甕星は?
武甕槌も止めてるし、武神らしい伝承もある
武神で武甕槌止めたなら相当なもんだろ
▌648 名前が無い程度の能力 ID:1WW/BI/.0 スレッドで見る →
カガセオがアマテラスさまに反抗的すぎて
▌649 名前が無い程度の能力 ID:WnMTBaXE0 スレッドで見る →
農耕民族だから重要なのは陽の光と、対応した夜の象徴である月だけで、星は重要じゃなかったんじゃないかなーとか適当なこと言ってみる
自然現象を司る神々は必要だけど星の光があってもなくても作物には無関係だしなー
▌650 名前が無い程度の能力 ID:xCrRuskQ0 スレッドで見る →
陰陽寮成立と宿耀経の伝来後はそれらが信仰の実体を取ってる
以前は確かに居ないよなぁ
カガさんはマイナーすぎてあげるのもアレだし
▌651 名前が無い程度の能力 ID:TPbG.kjg0 スレッドで見る →
航海して交易で生計立ててた海洋民にとっては星とか月はかなり重要だったんじゃないか?
実際、宗像とか住吉とか星や月に関係する神さまも沿岸地域中心に結構いるし
▌652 名前が無い程度の能力 ID:Aw.lfw8w0 スレッドで見る →
さっき色々見てたら星が綺麗な日はイカが取れるとかなんとか
という伝承というか慣習というか言い伝えがあったとさ
今もイカ漁は電灯焚いてるし昔の人は観察力がイイネ!って感じだわ
▌669 名前が無い程度の能力 ID:ZYdectig0 スレッドで見る →
話題に乗り遅れた感があるけど星に関する信仰だったら妙見信仰はダメ?古代日本関係ないかもだけど
▌670 名前が無い程度の能力 ID:ZYdectig0 スレッドで見る →
ごめん寝ぼけてました>>669は気にしないでください
▌671 名前が無い程度の能力 ID:tLTUJdOM0 スレッドで見る →
妙見菩薩は天之御中主神と習合されてなかったっけ
▌672 名前が無い程度の能力 ID:CFcUKaRk0 スレッドで見る →
中国や西洋由来でない日本の星座もあるよ
「星座 日本名」とかでググれば出てくる
本格的に知りたいなら野尻抱影の本を