銀の武器・吸血鬼伝承の民俗的根拠

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吸血鬼・人狼に銀が有効とされる民俗的根拠(抗菌性・鏡との関連・月=銀=アルテミスの繋がり・魂の投影)。銀食器が毒殺防止に使われた中世ヨーロッパの文化。陶器が量産される前の食器が木か銀だった事実。吸血鬼が十字架を嫌う理由(元がキリスト教徒で堕落した存在という説)。
◆ 其の参(スレ3)>>561–561
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>>535-536
うろ覚えの上に知識の元は以前のこのスレのレスだったかもしれんが、吸血鬼が十字架が苦手という伝承の根拠は
「元々キリスト教徒だったが吸血鬼化した(=堕落した)人間が、十字架を見ることで悔悟の念を呼び起こされるから」だった気がする
お嬢様が十字架を恐れないというのは、生まれつきで生粋の吸血鬼であることを示しているのかもしれないね
◆ 其の十七(スレ17)>>676–695
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コウモリといえば、吸血鬼とはどういう関係なんかね?
吸血鬼の他に吸血鬼の元ネタになりそうなコウモリっぽい怪物いたっけか
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チスイコウモリって南米にしかいないから、西洋の吸血鬼とコウモリが結び付けられたのってそんな古くないんじゃないかな
よく知らないけど
▌678 名前が無い程度の能力 ID:PUmNTLO60 スレッドで見る →
吸血鬼って元はグールとかそっち系じゃなかったっけ
死体漁ってるイメージ→もうちょっとスマートに血を飲んでる貴族的怪物、みたいな感じなのかなあ
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ペストなどの疫病が流行る
→うつるのが怖いから死亡確認が適当なまま棺の中に
→実はぐったりしてただけだった患者A、目が覚めたら生き埋め状態だ!
→くらいよせまいよこわいよと必死に脱出しようと爪が剥げるほど掻き毟ったり拳が潰れるほど殴ったり何とか持ち上げようと割れるほど歯を食いしばったり…
→棺を移し変えようとしたりして蓋を開けると恐ろしい形相で血塗れ状態の死体が!明らかに暴れまわった後がある!
→吸血鬼の誕生

もっとも今現在のイメージの吸血鬼って映画ドラキュラで創作されたのが半分以上だけど
民俗的には複数の化物の混合体
それ以前のカーミラとかは日の光浴びたくらいじゃ滅びないし
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けどドラキュラは夜にならないと本来の力が発揮しないんでしょ
▌681 名前が無い程度の能力 ID:qScBfzMc0 スレッドで見る →
ドラキュラ自体がそんなに古いもんじゃないしなぁ
ブラム・ストーカーの小説が1897年、ビジュアルイメージを確立したドラキュラ舞台化が1920年代
日本だと明治後期から昭和初期だから、つまりドラキュラ的吸血鬼はせいぜいここ100年ちょいの歴史しか持ってない

にもかかわらず今日の吸血鬼がたくさんの設定を持ってるのは、要するに映画・ドラマ・小説・漫画・アニメなどの
近代以降に勃興・発展した新しいメディア(文化)の時流に上手いこと乗ったから、と言える
元々スラブの田舎で細々と語られていたヴァンパイアが、都会に出て世界的知名度を獲得して
どんどん後付けのキャラクター性を付与・更新されていった結果だわね
▌682 名前が無い程度の能力 ID:jtQHCCDw0 スレッドで見る →
>>681
ブラム・ストーカーのドラキュラ原作は
ほぼシャーロック・ホームズや切り裂きジャックと同時代
そこで彼らが共演する作品も少なくない

吸血鬼ドラキュラの原作小説は複数の話者が入り乱れ
その一人が蓄音機の蝋管に「声の日記」をつけてるとか
当時としてはかなりモダンな描写もあるんだが
なんか結局「近代が土俗を駆逐」みたいな話

これはホームズ原作者のドイルによるロストワールド原作小説で
類人猿があっさり滅ぼされる図式とかにも透けて見える構造で
帝国主義時代の英国人の世界認識がうかがえる
みたいな
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>>676
吸血鬼の変身する狼やコウモリは狂犬病の媒介動物として有名
恐水症で水に近寄れなくなる・神経過敏で日光を避けるようになるなど吸血鬼の特徴とも親和性が高い
ヨダレをぼとぼと垂らすようになって凶悪な面体になるしね
▌684 名前が無い程度の能力 ID:plBPcB8.0 スレッドで見る →
十字架に弱いのは流行した地域にキリスト教徒が多かったから、
杭を打つのは狂犬病の死体は腐りにくく後に復活するのではと恐れられてたからだっけ
▌685 名前が無い程度の能力 ID:mHDqDa.M0 スレッドで見る →
そういや、前にもここかどこかで聞いた記憶があるが、
何で狂犬病の死体は腐り難いんだろう・・・?
▌686 名前が無い程度の能力 ID:H3JDSuWw0 スレッドで見る →
古い本だと悪魔も堕落したとはいえ一応普通の天使と同じような姿に描かれていたのが
だんだん恐ろしげな姿になっていったらしいとかなんとか

笑い話ネタだと「悪魔は人間からの贈り物を拒むことが出来ないので、図画上で角やら
尻尾やらを付けられてホントにそんな姿になってしまった」なんてのも
▌687 名前が無い程度の能力 ID:qScBfzMc0 スレッドで見る →
そういえば、そもそも"Vampire"を「吸血鬼」って最初に訳したのは誰なんだろう
これ漢語じゃなくて明治以降の翻訳語だよな?
▌688 名前が無い程度の能力 ID:AZMaaXeYO スレッドで見る →
誰かは解らないけど……

「血を吸う」「異形の者」
で「吸血」「鬼」になったらしいね

当時は鬼は異形の者の代名詞だし、吸血はまんまだね
▌689 名前が無い程度の能力 ID:Py2YQvRE0 スレッドで見る →
民俗のヴァンパイアはグールというよりゾンビかな。
貴族なイメージは全くなく、外見はただのボロい死装束を着た農民。
ちなみに、創作でのヴァンパイアは蒼白い顔してることが多いけど、
民俗のヴァンパイアは人の血を吸ってるんで血色がいいらしい。
詳しくは平賀英一郎『吸血鬼伝承』とかで。
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てか現代で一般的にイメージされるヨーロッパ的貴族像そのものが
どう古く見積もっても近世以降に作られたイメージだしな
中世以前の貴族はもっと泥や血に塗れて汚れっぽい感じ
▌691 名前が無い程度の能力 ID:CNHGIh/I0 スレッドで見る →
西ローマ帝国滅亡~ルネサンス期までの千年近くは
ミもフタもなくいってあんまりきちんとした記録も残ってない
中世暗黒時代と呼ばれるだけはある状態

一説によればアーサー王に該当する人物が本当に生きていた時代なら
騎士は手づかみで物を食べていたとかなんとか
▌692 名前が無い程度の能力 ID:2psLR9EYO スレッドで見る →
ナイフやフォークは何世紀頃だったっけ…?
とりあえずイタリアからフランスへ嫁いで来た王妃が持ち込むまでは
フランスの料理は宮廷のものも基本手づかみで、さほど美味しそうなものじゃなかった気がした
大航海時代前のヨーロッパじゃ、トマトもジャガイモもないし香辛料だって種類少ないし高いしでさぞや地味なものだっただろうなぁ…
日本もどっこいどっこいだったと思うけど
▌693 名前が無い程度の能力 ID:wemn2co20 スレッドで見る →
ナイフとスプーン(匙)はかなり昔からあったみたいだが、フォークが普及したのはどうも17世紀以降らしい
伝播ルートはローマ→ビザンツ→イタリア→フランス→イギリス→全世界てな感じのようね
▌694 名前が無い程度の能力 ID:0iY1lUmUO スレッドで見る →
日本語訳の方の問題かも知れないけど、吸血鬼という言葉で一括りにしたせいで
世界各地で何十って単位の違う怪物がごっちゃになってる様な?
由来や性質の違う存在が、血を吸うという特徴で一緒くたに扱われてるのかな
▌695 名前が無い程度の能力 ID:.DVTpmfc0 スレッドで見る →
フォークは麺を喰うために三つ叉になったって聞いた
◆ 其の十五(スレ15)>>104–106
▌104 名前が無い程度の能力 ID:jZ/3zLW6O スレッドで見る →
怪物って、地域を問わず感染性の高い種がやたら多いような
吸血鬼とかキョンシーとかライカンスロープとか、殺されたり傷付けられると
同族に変化させられるという
狼男の感染は後付けみたいだけど
▌106 名前が無い程度の能力 ID:B/xIXOIM0 スレッドで見る →
>>104
ヨーロッパは感染症で苦しんだ歴史があるからなぁ
コレラにペストに破傷風に色々と
これらが伝染していくのはそりゃあ怖かったろうから、怪物のイメージに組み込まれていったのかな